広島県漁業共済組合 本文へジャンプ
平成27年3月以前のコラム

平成27年3月18日

 3月12日に開催した臨時総会で共済規程の一部変更の承認をいただき、水産庁の認 可を経て4月1日以降の契約から新しい規程が適用されることになります。この規程改正は、漁業災害補償法⇒同法施行令(政令)⇒農林水産省令(省令)・告知⇒ 共済規程というピラミッド構造の中で、今回、政令・省令・告知が改正になったことに伴い、これに派生する共済規程にも変更箇所が生じたということです。

 法律と政令は天皇の名で、省令は各大臣名で公布されます。法律には、基本的な事項しか記載がなく、実務を行うためにこれに肉付けする形で政令以下がぶら下が っています。制度改正には、法律に関わるものから省令告知のみに留まるものまで程度の差がありますが、法改正ともなると国会もからみ膨大な作業を伴います。今回の改正は比較的小規模なものですが、新旧対照表等で使用する紙の枚数は膨大なもので、もう少し簡素化できないものかと感じます。


平成27年2月18日

 2015年といえば、1989年に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で主人公が1985年からタイムトラベルした年です。劇中登場し、未来を感じさせるのが、空中に浮くスケボー、「ホバーボード」。残念ながら、映画で描かれたような2015年にはなっていませんが、ネットで調べてみると、なんと、米国の企業がこの「ホバーボード」を開発し、日本でも昨年末から予約開始、年内に出荷開始だそうです。磁力で浮くため、浮遊できるのは金属板の上のみのようですが、映画の世界が実現するのはすぐ目の前に迫っています。

 これだけ便利になった世の中でも、さらに進んでいく科学技術。一方で地球の劣化も進んでおり、これから30年後、映画や漫画で描かれる未来都市になっているのか、それとも悪化した自然環境に怯え、人類はほそぼそと暮らしているのでしょうか。


平成26年12月16日

 先日、オイルマッサージを体験してきました。

 自覚のない肩凝りとむくみがあることに驚きました。脚は、単に太いだけだと思っていたのに、リンパマッサージを施され、両足の軽さと細さ(施術前比)にさらにびっくり。肩凝りは常時同じ姿勢でパソコンを使った仕事をしているせいか、触ってみると岩のように固くなっていました。タレントさんが岩のようになって考える人のポーズで「目・肩・腰に!!」と謳っている医薬品のCMは大げさではなかったんですね

 「肩凝ってますね」ゴリゴリゴリ・・・・(揉まれる音はこんな感じ)

 「(ぎゃぁぁぁぁ!!!!!)」

 凝って固くなっている筋肉が、骨や周辺の筋肉と当たって痛い。余りの痛さに声も出ないほどでした。両足も、足首からひざ裏を押し上げるようにマッサージされるのですが、これもあまりの痛さに声も出ませんでした。

 アロマオイルの香りとマッサージでリラックス…の予定だったのですが、肩凝りとむくみ解消のためちょっとした拷問のような体験でした(笑)

 その後、食生活についてもいくつか改善を提案されたのですが、朝ご飯をパンからお米にするようにと言われました。ちなみに、お昼のパン・言わずもがな夜のパンもダメとのこと…。パン禁止令のショックで理由と効果についてはすっかり失念してしまいましたが、禁止令以降毎朝、東広島産のお米をもりもり食べて出勤しています。

 ちょうど鍋の季節、夜は鍋+ごはん、翌朝は残りで雑炊…そしてまた夜は鍋というサイクルが当分続きそうです。


平成26年11月14日

 「ぎょさい」創設50周年を迎えて

 昭和39年10月に創設された「ぎょさい」は、本年10月に50周年を迎えました。

 わずか978万円の引受実績から始まったこの事業ですが、途中幾度となく減少や停滞があったものの、平成17年度に初めて100億円を突破しました。その後18年度をピークに減少に転じ、一時大きく後退しましたが、資源管理・漁業収入安定対策が導入された23年度に再び100億円を超え、25年度には113億円に達しています。

 この間、支払われた共済金は242億円に上り、台風等の度重なる災害からの養殖業の復旧に寄与するとともに、不漁や魚価安に伴う漁業経営の安定に大きな役割を果たしてきました。

 このように事業が伸長し、微力ながら本県漁業を支えられたのも、組合員はもとより、国、県、市町のほか関係各位のご支援、ご協力の賜物と、50周年にあたり深く感謝申しあげる次第です。

 漁業を取り巻く状況は年々厳しさを増しており、「ぎょさい」の重要性は今後ますます増大していくものと考えられますが、58組合員2連合会、56漁協のうち加入のある漁協は45で、2連合会を除く11漁協が残念ながら未加入となっています。

 本県では、本年4月に始まった新しい普及推進全国運動「しっかり加入で安心経営」−これからも「ぎょさい」と「ぷらす」−に呼応し、「ぎょさい」の普及拡大をより一層強化し、一人でも多くの漁業者に漁業収入安定対策を活用した加入を行っていただきたいと考えておりますので、今後とも関係各位のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。


平成26年9月1日

 今年の夏は雨が多い日が続きますが、いかがお過ごしですか。せっかくの盆休みも例外ではなく、予定を変更された方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中、私は日本三大盆踊りのひとつ、阿波おどりを見に行きました。

 阿波踊りは400年の歴史があり、祭りの期間中は徳島市の人口約26万人に対して100万人以上の観光客が集まるようです。徳島市内に演舞場が数ヶ所あり、そこに連と呼ばれる踊りのグループが次々とやってきて、踊りを見せてくれます。企業や大学のサークルで結成されたものなど連も色々で、若い人から年配の人まで幅広い年齢層の方が大勢で踊っており、その姿は迫力がありました。地元の人の中にはお気に入りの連があるという人もいるそうです。また、連の中でも特に年配の方は年季が入っており手さばき足さばきが若い人とは一味違い、その姿についつい見入ってしまうほどで、いくら見ても飽きないお祭りでした。

 今回下調べをしていなかった私は、祭りの期間中(8月12日〜15日)の1日しか行きませんでしたが、前夜祭や選抜阿波踊り大会等もあり、日によって芸能人が参加したりと下調べをして行くとより楽しめるようです。是非、来年の盆休みに阿波踊りを体験してみてはいかがでしょうか?


平成26年7月10日

 JR西日本の2015年春のダイヤ改正に合わせて、広島地区に専用の新型電車が投入されるとうい記事が新聞に出ていました。

 JR広島支社の車両は、各地を退役になった国鉄時代の古い電車を改造したり色を塗り替えて運用しています。鉄ちゃん達からは「國鐵廣島」と陰口を叩かれるほどで、他県の人が広島駅に止まっている電車を見ると昭和時代にタイムスリップしたように感じるそうです。これだけ国鉄時代の電車がまとまって走っている地域は全国的にも珍しいらしく、逆に鉄ちゃん達を呼び寄せる材料になっているようです。

 そして、ついにこの「國鐵廣島」にも国鉄民営化から約30年遅れて、ようやくJR制の電車が走り出すことになりました。ボロ電車に長年揺られてきた身としては、来春からの新車導入が大変楽しみですが、今までより編成が短くなり混雑が増すようなことにならないよう願いたいものです。


平成26年6月16日

 6月初めに「ロハスフェスタ in 広島」に行ってきました。「ロハス」の意味をご存じですか?

 Lifestyles Of Health And Sustainability

 「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」

 という英語の頭文字をとった略語の「Lohas」で、自分の身体や心にいいことは地球にも優しいことなのでは?という考え方を基本にしたライフスタイルです。身体にいいと言えば、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」です。食材に魚が使われていることも評価されたようです。これを機に肉に逆転された魚の消費量が回復してくれるでしょうか?

 さて、ロハスフェスタ当日は日差しが強く、子供を連れていたため、すべてをゆっくり見て回ることはできませんでしたが、残念ながら魚を扱っているブースを発見できませんでした。せっかくの機会ですから「ロハス」と「和食」がタイアップして、魚食が盛り上がればいいなと、切に願います。


平成26年5月16日

 「5年ぶりにエルニーニョ現象が発生し、秋にかけて続く可能性が高い」と気象庁が発表しました。

 現段階では発生していないものの、夏に発生し、秋まで続く予報だとか。異常気象関連のニュースなどで「エルニーニョ」「ラニーニャ」はよく耳にしていましたが、発生自体は5年ぶりということで、意外な感じがしました。

 夏の気温は平年並みか低い日が多く、降水量は西日本の太平洋側と沖縄・奄美大島を除いて平年より多い見込み・・・つまり冷夏ということらしいのですが、11月ごろにエルニーニョが発生した状態だと、逆に日本は暖かく、暖冬になるとのこと。冷夏と厳冬がセットではないようです。

 そして、冷夏とセットなのが梅雨。降水量が平年より多いというデータからも予想できるように、梅雨が長くなるそうです。広島はまだ梅雨入りしていませんが、これからじめじめした日が続くかと思うと憂鬱です。5月病回避のためには、もう暫くはカラッとした日が続いてくれるといいのですが。


平成26年4月9日

 4月1日に消費税が5%から8%に引上げられました。その日の昼食はおかずや汁を自由に組み合わせできる食堂でとりましたが、一品の単価が高いもので250円なので増税分の値上げが難しいのか、値段は変わりませんでした。定食屋なら、客足が遠のくことさえ厭わなければ、合計なので値上げもできたのでしょうが、この食堂の方式では値上げが難しかったようです。

 カウンターの右隣で食事を終え、会計しようとした客の「値上げしてないの?」との問いに、「値上げせずに頑張りますので、また来てください。」と店主が返していました。意気に感じたというほど大げさではありませんが、次の日もこの食堂で食事をすることにし、いつもの時間に行きましたが、案の定特段客が増えた様子もなく、普段と少しも変わらない光景がそこにありました。

 この店主が、消費税の納税義務が免除される課税売上高1,000万円以下の免税事業者に該当しても、仕入れに係る消費増税により利益が圧迫されることには変わりがありません。値上げしなかったことによって、客足が増えればめでたしめでたしと言えるのでしょうが、事がそんなにうまく運ぶとも思えません。

 来年10月に予定されている10%への引上げの際には、おそらく値上げせずにはおれないと思いますが、「値段が上がっても食べに行きますよ。」と、この店主と同じように頑張っている皆さんに応援のエールを送りたいと思います。


平成26年3月4日

 昨年末、二年に一回の職員親睦旅行で、福井県の芦原温泉に行って来ました。この旅行の幹事は順番で回ってきて、すべて幹事任せなので、幹事次第で良くも悪くもなるこの旅行。今回の幹事が私だったので、夏ごろから行き先をどこにするかという話を進め、北海道を第一候補にしていましたが、旅行会社に行き話を聞くと、予想以上に旅費が掛かり、金額的に難しいということになってしまいました。まさかの北海道中止となったので、早急に第二候補を選定し、職員があまり行ったことのない北陸や信州のほうにしようと意見が出たので、そこから選んだのが芦原温泉でした。近辺にはいろいろと温泉があったのですが、ここに決めた理由は新鮮な日本海のカニと東尋坊があるということでした。旅行の日まで時間もなくネットでいろいろ検索してもあまり有名な観光地がないのかな…と思いましたが、実際に行って旅館の人に聞けばいいかと当日、現地に到着し旅館でのんびりしながら温泉や部屋にある露天風呂、日本海のカニを堪能し、優雅な休日を過ごしました。

 翌日、観光スポット巡りをするため、観光タクシーを利用し、目的地の一つである東尋坊を含め、色々廻ってもらいました。瀬戸内では見たことない大荒れの海、瀧谷寺というお寺、越前カニを買うための魚屋さん。次はどこかなと楽しみにしてると、最後の最後にどんでん返し。タクシーに駅まで送ってもらったのはいいものの、電車の時間まで2時間以上あります。どうしよう…と思いましたが、時間も微妙で動けず、早めの昼食を済ませ、それから1時間は駅の待合室でグダグダ。幹事としてはみなさんに大変申し訳なかったと思っております。行き当たりばったりの旅も楽しいですが、やはり下調べや計画は徹底的にしておかないと、と後悔しております。

 次の幹事が回ってくるのは当分先のことになりますが、次こそは「今までで一番よかった」と言ってもらえるよう準備を進めようと思います。次回の幹事には今回の教訓を生かし、満足させてもらえるような旅行にしてもらいたいです。


平成25年12月17日

 夏が終わり、涼しくなったころ、気がつくと部屋の天井にカメムシが1匹。いつの間にか部屋に侵入しています。網戸や換気扇の隙間から入ったのか、洗濯物に引っ付いてくるのかわかりませんが、10月から11月にかけて、部屋の中に現れます。そのたびに、そっと捕まえて外に追い出しているのですが、刺激を与えてしまうと嫌な臭いを発します。

 この臭いは自己防衛や周りの仲間に対して警報の役割があると言われていますが、密閉した容器に入れると死んでしまうこともあり、人間だけでなくカメムシ自身にとっても耐え難いようです。

 また、カメムシが多い年は雪が多いという話もあり、広島県北部ではすでに積雪している場所もあります。今年は寒い冬になるのでしょうか。残りあとわずかですが、みなさん体に気をつけてよいお年をお迎えください。


平成25年10月15日

 10月に入っても今年は(今年も?)昼間の気温が30度近くまで上がり、季節はとっくに長袖期ですが、半袖の方が快適な陽気が続いています。この影響なのか10月になっても南海上では次々と台風が発生し、これまでの秋台風とは異なるコースを辿り、日本へ接近しています。こんな中で10月8日に接近した台風24号は過去の台風被害を思い出させる最悪の予想進路で、南西諸島の暴風雨の映像を見るにつけ、出荷開始を間近に控えたかきへの深刻な被害が危惧されました。

 本組合では台風後の被害調査に備え、直前の7日に海上と陸上から広島湾各地で筏台数の確認を行い、予想される最悪の広域被害に対し万全の態勢を整えて襲来に備えました。この日、かき業者の方々も筏の移動をはじめ、幹線への固定強化やフロートを抜いて筏を少し沈める作業を行っておられました。

 そして結果的には、台風の進路が北側に逸れたことで、これらの調査や作業のほとんどが杞憂となりましたが、やはり台風がかき養殖にとっては潜在的な最大の脅威だと改めて感じさせられました。今回はたまたま結果オーライとなりましたが、これまでには考えられないないような時期にも台風が接近する可能性がありますので、今後も継続的に漁業共済に加入し頻発する異常気象に備えていただきたいと考えています。


平成25年9月17日

 「やられたら やり返す 倍返しだ!」

 というセリフで銀行を舞台とした某ドラマが人気を博しています。皆さんも日々の生活の中で「倍返し」してやりたいと思うこともあるでしょう。しかし、実際は主人公のように鮮やかに相手をやり込めることはなかなかできることではありませんし、ましてや頭に血が上ってなんてことになれば、ロクな結果にならないと思いますが・・・。

 この「倍返し」という単語を辞書で調べてみると「贈られたものや、受領したものに対して、倍額に相当する金品を相手に返すこと」と書かれていました。頭にイメージしていた仕返しをするということではなく、本来は相手の好意に対してそれ以上にお返しをするという意味のようです。よい意味での「倍返し」も仕返しと同様に気持ちはあっても行動に移すのは難しいですね。

 さて、良い意味で最大「4倍返し」となる新積立ぷらすは、9月末実績見込みで前年同期比で件数は108%、積立額は101%と前年を上回りましたが、加入計画を達成するには物足りない実績となっています。漁獲共済がメインとなる下半期は新規加入を獲得し、上半期の伸び悩みを「倍返し」できるよう推進に取り組みます。


平成25年8月8日

 「あまちゃん」ご覧になっていますか?

 漁協、海女さん、遠洋漁業…なんか気になるフレーズに惹かれて見ていましたがこんなに面白くなるなんて!!

 お昼休みに事務所のテレビで見ていたので、土曜日は見たり見なかったりしていましたが、最近では土曜日も朝寝することなく8時の放送(「本あま」と言うそうです。ちなみに、「早あま」「本あま」「昼あま」「夜あま」と、1日4回放送!!)を見ています。

 個性的な俳優さんが多く出演されているのも面白さの一因。オープニングで名前が出ているのにどこに居たのかわからず、夜の再放送をもう一度チェックしたことも(笑)

 そして、東京編にたびたび登場する「無頼鮨」の大皿に盛られたお寿司!!出てくるたびに食べたくて食べたくて…こらえきれずに回っているのを食べに行ったこともあります(笑)。

 今はとにかく面白おかしい展開の「あまちゃん」ですが、今後東日本大震災を扱うことになるとのこと。明るく元気な「あまちゃん」ワールドの人々がどのように困難を乗り越えていくのか、”楽しみ”というと不適切な気もしますが、決して陰鬱な展開にならないことを期待しています。


平成25年7月18日

 国の給付金を得て、広島県内で新規に漁業就業する人の受け皿となるため、県、市をオブザーバーとし、水産系統6団体を構成員とする広島県新規漁業就業者支援協議会(以下「協議会」という。)の設立に加わりました。

 既に開催済みの県内(呉、尾道及び福山市)の新規就業者支援フェアや福岡市の全国フェア、7月20日に予定されている大阪市の全国フェアに参加した人から三日間の短期研修を経て人選された10人が、協議会のカリキュラムに沿った6か月間の長期研修を行い、漁業者として独立することを目指します。

 近年、漁業者は不漁や魚価安で非常に厳しい環境下にあり、その数が急速に減少しています。漁業は国民への水産物の安定供給に加え、魚食文化を継承していくうえで極めて重要な産業であるため、担い手の確保は漁協系統のみならず、県、市町にとっても喫緊の課題です。

 今回の取組は、遅きに失した感があることは否めませんが、一人でも多くの方がこの制度を利用し、漁業者としての一歩を踏み出されることを望んでいます。


平成25年5月31日

 漫画「スラムダンク」をご存知ですか?

 普段ほとんど漫画を読まない私が、この作品だけは何回読み返したことか…。

 2013年時点の累計発行部数は1億2000万部以上だそうで、連載終了から15年以上経っても人気のある漫画です。内容は、不良高校生だった桜木花道が赤木晴子という女性と出会い、晴子目当てで初心者ながらバスケット部に入部するも、徐々にバスケットの面白さに目覚め、ライバルやチームメイトと共にしのぎを削りながら、その才能を開花させていくといった内容です。魅力的なキャラクターも多く、読めば読むほどおもしろくなってきます。また、ストーリーの中で出てくる体育館が広島の某大学の体育館がモデルとなっていたり、全国大会時に、「ちどり荘」という旅館が出てくるのですが、そのモデルとなった旅館「みどり荘」が広島にあり、先日、惜しまれながらも閉館したことがニュースとなりました。

 連載はすでに終わっているのですが、続きがとても気になる流れで終わっていて、作者も「続きは描きたいときに描く」とコメントを残しているようです。続きがあるかどうかわからないのですが、この続きを自分なりに想像でブログに書いている方がいるのです。見たことがある人もいるかもしれませんが、登場人物の特徴がよく捉えられていて、とてもおもしろい記事になっています。「スラムダンク続き」とネットで検索するとヒットしますので、お時間のあるときに読んでみるとおもしろいと思います。しかし、スラムダンクの本編から読んだほうがおもしろさ倍増なので、読んだことのない方はまず、本編から読むことをおすすめします。


平成25年5月1日

 突然ですが、電車の中でどこの席に座りますか?

 私が毎朝乗る時は、始発の事が多く、当然席には誰も座っていません。同じ電車に乗り込む人を見てみると、必ずと言っていいほど、端の席から埋まります。私も同じように、端の席が空いていれば間違いなくそこに座ります。これは一種の防衛本能で、「自分の心理的なスペースに他人を入れたくない」ということだそうです。

 また、これに関する心理テストもあり、その人の傾向が分かるようです。

 端の席に座る人=それなりに人自分の世界を持ち、それなりに人に合わせられる人

 真ん中に座る人=とても大胆でハートが強く、豪快な人

 真ん中より少し端に寄った席=努力で勝ち取る頑張り屋さんの秀才タイプ

 座らない人=自分流を貫く人で、とても我慢強いタイプ

 ということで、私にとって席に座らないという選択肢があることが予想外でした。みなさんにはこの心理テストは当てはまりますか?


平成25年3月11日

 電車やバスを待っている時、来る時間は決まっているのに、ほとんどの人が来る方向に顔を向けキョロキョロと何回も見ています。見たからといって別に早く来るわけでもないのに無意識に見てしまう・・この心理って何でしょう?早く見て安心したいということなのでしょうか。

 話は変わって、今年の本県の加入実績のお話。113億円と過去最高を更新しましたが、加入計画の115億円には届かない見込みです。こちらは、残念ながら加入計画の数字をキョロキョロと何回見ても向こうからはやって来ませんでした。もう、何年も加入計画を達成できていません・・来年度こそは。


平成24年12月21日

 2012年も残りあとわずかになりました。毎年、この時期になると「もう1年。早いなぁ。」という声が聞かれ、自分でも1年はあっという間だと感じます。短く感じる1年間ですが、今年の前半はどんな出来事があったかなと思い返すと、なかなか最近起こったこと以外はすぐには頭に思い浮かばず、今年を振り返るテレビ番組で思い出す次第です。

 さて、今年の出来事で印象深いもののひとつがロンドンオリンピック、日本勢のメダルラッシュです。しかし、広島県民にとってスポーツ界でいえば、やはりサンフレッチェ広島のJ1初優勝で間違いないでしょう。「おしい!広島県」の壁を突き破ってくれました。熱烈なファンならずとものその活躍に大感激です。来年は2連覇、カープとのアベック優勝を夢見る広島県民も少なくないはずです。

 一方、今年の本組合はどうだったのか。資源管理・漁業収入安定対策事業も2年目に突入し、その定着と更なる利用率の伸長をはかり、加入計画を115億円に定め、推進を重ねてきましたが、下半期が前年並みでは計画を達成できる状況ではありません。年が明ければ、残り3ヶ月。115億円の壁を乗り越えるためまた新たな気持ちで普及推進を行いますので、漁協をはじめ、関係各位のご協力をお願いします。


平成24年11月13日

 10月最終週末恒例のフードフェスティバルも無事終了しました。毎年お手伝いに参加させていただいてますが、本当にたくさんの方が来て食べて飲んで楽しんでいかれます。秋のFFとしてすっかり定着したようです。

 日中は日差しが出ると少々暑いぐらいでしたが、夕方になるとかなり冷え込んできます。さすがに県内で雪の便りは聞きませんが、旅行会社の前を通るとスキー・スノーボードツアーのパンフレットなどが並んでいて、冬だなと感じます。広島県内でも11月半ばぐらいからオープンするスキー場もあるようですが、本格的なシーズンは12月末になりそうで、それまで待ちきれない私は信州か、奮発して北海道に行けないものかと画策しています。

 とはいえ、昨シーズンの終わりからトレーニングを全くしていない運動不足の状態ではまともに滑れるかどうか…。そろそろ筋トレと柔軟体操を始めなくては!!!


平成24年10月10日

 10月になって広島県のかきの水揚げが始まり、ようやく秋らしい気候となりました。かきは、水温が下がれば身太りもすぐによくなるとのことですので、これが掲載される頃には、「おしい!」が「おいしい!」に変わっているのではないかと思います。

 10月の27、28日に開催される「ひろしまフードフェスティバル2012」で味わってみるのもいいですね!

 さて、4月から資源管理・漁業収入安定対策を活用した漁業共済と積立ぷらすの加入促進に取り組んできましたが、上半期の実績が固まりましたので、ご報告させていただきます。

 漁業共済については、前年を7億円弱上回る103億円となりました。下半期を前年並みとすると年度末には110億円となり、過去最大の引受実績となりますが、計画には達しません。

 積立ぷらすについても、漁業者積立金が前年を5千万円上回る2億5千万円となっていますが、計画の達成までには至らない状況です。加えて、全国の状況からもかなり遅れをとっていますので、下半期の主力である漁獲共済を中心により一層強力な普及推進を展開し、漁獲共済、積立ぷらす共に実績を一つ一つ積み上げていきたいと考えています。

 「おしい!」で、本年度が終わらないよう奮起して参りますので、漁協を始めとする関係各位のご協力を切にお願い申しあげる次第です。


平成24年9月18日

 今年はロンドンで夏期オリンピックが開催されました。開催期間は7月25日〜8月12日までの19日間で、日本のメダル獲得数はアテネ大会の37個を上回る38個(金7個、銀14個、銅17個)でした。この期間テレビでは毎日、様々な競技が放送され、ニュースや新聞なども連日オリンピックの話題で溢れていました。今大会の私の印象では、特に女子サッカーが注目を浴びていたような気がします。女子W杯で強豪アメリカを破って優勝し、世界一となったチームですので当然でしょうか。オリンピックでは注目されるプレッシャーもあり、期待される中で、決勝まで進みましたが、惜しくもアメリカに敗れ、銀メダルという結果になりました。前回大会はオリンピックに出場していたのかどうか記憶になかったので、調べてみると4位という結果でした。最近ではU−20の女子W杯が開催されており、なでしこジャパンの活躍からかテレビ放送もあって、こちらも3位と好成績でした。

 女子サッカーに限らず世界大会などで優勝すると一気に注目され、有名になり、人気も出ます。

 今回、バスケットボールの日本チームは男女共に出場はありませんでしたが、バスケットマンの私としては、次回大会こそは出場して、世界との戦いを見せてもらいたいです。


平成24年8月23日

 広島に来て約5ヶ月が経ちますが、今までの環境と広島の環境の違いに戸惑いながらも楽しんでいます。その環境の違いは何かというと、誰もが広島に来て思うことではありますが、とにかくお好み焼き屋が非常に多いということです。また、私の中では、一般的に宅配といえばピザか寿司というイメージが強かったのですが、広島県には少なく感じました。そして、宅配のお好み焼き屋が多くあることを知り、他県にはない雰囲気を感じました。

 次にゴミ袋です。今までは県が指定したゴミ袋をスーパーやコンビニなどで買い、その袋でゴミを出すというのが一般的だと思っていました。引越して来て間もない頃にホームセンターの入口の横に大量の米袋が並べてあり、それがゴミ袋だということに気づかず、店員さんに教えてもらいました。広島市では燃えるゴミは紙袋に、その他のゴミは特に指定はなく中が見える一般的な袋であればよいということでした。もちろん、その時に米袋を束で買ったのは言うまでもありません。燃えるゴミを紙袋で出すというのは全国的にも珍しいことですが、この紙袋が家庭からのゴミの排出量の削減に役立っているそうです。

 まだ慣れないことが多いですが、このようなカルチャーショックを楽しみに過ごせればと思っています。


平成24年7月17日

 私は、山陽本線の八本松⇔広島間を電車通勤していますが、この路線に通称セノハチと呼ばれる、一部の鉄道マニアからは聖地と呼ばれる区間があります。瀬野駅から八本松駅間(10.6Km)は、1,000mで22.6mの勾配と急カーブが続く日本有数の鉄道の難所だそうです。道路では、この程度の勾配は何でもない坂道ですが、鉄道では厳しい部類の勾配のようで、現在でもここを登る貨物列車には後押し専用の補機が必ず連結されますし、電車でも特定の型式のものしか走ることができません。沿線には、カメラ片手の熱心なマニアを再々見かけますし、ここを題材としたホームページも多数存在しています。

 このようにマニアからは一目置かれているセノハチですが、毎朝立って通勤する身からすると、大きく揺れて乗り心地の悪い区間に過ぎません。それに一杯飲んで帰りが遅くなり、座席に座ってしまうとセノハチ間の10分間の心地良い揺れでついつい居眠りし、ハッと気がつくと乗り過ごしていることが再々あります。という訳で、この区間は私にとっても鉄道の難所となっています。


平成24年6月13日

 お店やレストランのトイレや公衆トイレには、男女の別を「男・女」、「Gentleman・Ladie」と表記したり、人型のマークで表示してありますが、感覚的には色で判断して入ってないでしょうか。黒または青なら男性用、赤なら女性用というふうに。これは日本独自の文化なのか、世界の大半ではこうなっているのか、海外には行ったことがない私にはわかりません。小学生のランドセルは昔は男の子が黒、女の子が赤で、それが当たり前と思って何の疑問も感じずに育ってきました。男女を区別する昔の文化の名残かもしれませんが、カラフルなランドセルが販売されている最近でも、登下校中の小学生を見ると「男の子が黒、女の子が赤」の傾向は依然強いようです。男女の色分けが日本人のDNAに深く刷り込まれてしまっているのか、個性を出すことに臆病なためなのか。

 さて、男女の色分けが今後も続くのか、時代とともに変わっていくのかはわかりませんが、酔っ払っても間違えないようにトイレだけはカラフルにならないようにしてもらいたいです。


平成24年2月15日

 先日、職場のパソコンにセキュリティシステムが導入されました。もちろん、すでに別のシステムが入っていたのですが、より強力なソフトによって守られることになりました。

 今までもデータの持ち出しにはパスワードが必要でしたが、この度のセキュリティ強化で専用のUSBメモリしか受け付けなくなりました。

 このメモリは上司が厳重に管理しており、上司が居ないと使用できません。

 個人情報を扱う以上、こういったセキュリティの導入は致し方ないのですが少人数で切り盛りしている当組合では上司が出張中ということもしばしば…個人情報に限らず、会議資料やパワーポイント資料といったものも同じように専用USBを使用しないと持ち出せないので業務に些かの支障は出てしまいます(とはいえ、損害を被るほどの支障ではないのですが)。

 パソコンのおかげで便利になり、仕事もスピードアップ…と思いきやセキュリティという防壁で一進一退と言ったところです。

 「これは普通のUSBメモリにパスワードでOK!!」なんて、パソコンが判断してくれればもうちょっと便利なんですけどね。


平成24年1月19日

 東京の築地市場で行われた新春恒例の初競りで、青森県の大間港で水揚げされた重さ269キロのクロマグロが、日本のすしチェーン店によって5,649万円で競り落とされました。4年前に607万円だった価格は、去年は3,249万円となり、今年はそれを2,000万円以上も上回る過去最高となりました。価格がこのように高騰したのは、中国などアジアでのすし人気の高まりを受け、中国などですしチェーン店を経営するグループが参入したことに起因するとのことです。去年までの4年間は中国のすしチェーン店が単独または日本のすし店と共同で最高値のマグロを競り落としていましたが、今年は日本のチェーン店が競り落とす結果となりました。このマグロはキロ当たりの価格が21万円なので、すし一貫を約25グラムとすると1キロでは40貫となり、一貫あたりの値段は5,250円となります。これが大トロでも1貫398円の通常価格で提供されていたとのことですので、口にされた方はなんともうらやましい限りです。

 大間(青森県大間町)のマグロ漁は、現在ではほとんどが一本釣りで行われており、テレビなどでもたびたび紹介されていますが、大間のマグロを一躍有名にしたのは相米慎二監督の「魚影の群れ」という映画で、今は亡き緒方拳が一本釣り漁師を演じており、夏目雅子もその娘役で出演しているそうです。

 因みにこの一本釣漁は「ぎょさい」へ加入しているのだろうか・・・。


平成23年12月9日

 10月下旬に北広島町にある高原リゾートランド・芸北オークランドで開催された内水面漁連主催の植樹祭に参加してきました。

 備北丘陵公園や、どんぐり村といった自然豊かな公園や道の駅に遊びに行って自然を堪能することはあっても、最近は山に登ることも植樹をするというような機会もなく、小学生の時に地元の国立公園・鳴滝山に紅葉を植えて以来の植樹祭参加となりました。

 あいにくの天気でしたが、お昼ご飯にカキやアユ、しじみ汁などを食べ地元高校生による神楽を見たり、とても充実したものでした。

 私は本格的な登山をしたことはないのですが、最近では登山が趣味の人や、山ガールや森ガールといったファッションまであったりと自然にかかわることが少しブームになっているのかと感じることがあります。

 海ガールや釣りガールといった海や川に関する言葉も既に存在していますが、どんなファッションなのか想像もつきません。

 しかし、どんな形であれ海や漁業に注目が集まることは歓迎です。

 その影響で今後は「ぎょさいガール」なんて登場して、漁業共済の存在と必要性が広まればと思います。


平成23年10月18日

 戦後の日本では、憲法14条で法の下の平等を規定しており、国民に階級は存在しません。このため、職業・身分・経済力等に関係なく国民が皆対等に接し、特に階級を意識することはありませんし、区別や差別をなくそうとする教育も盛んに行われています。

 ところが、欧州では現在も厳然たる階級意識というのが存在しているらしいです。例えばイギリスでは、世襲的に上流、中流、労働者階級が形成されていて、それぞれが使う言葉のアクセント、購読紙、住宅、食事等も暗黙のうちに区分されているのだそうです。階級の人口構成は、食物連鎖のピラミッドと同じで、上に行くほど少なく必然的に同じ階級内での社会を形成しているのだそうです。日本では、自分を慎むために「身の程を知る」という言葉が使われますが、イギリスでは社会全体がこの感覚を持って形成されているようです。

 最近の日本では、グッチやルイ・ヴィトン等の高級ブランドのバックや財布をだれが持っていても別に違和感を感じませんが、欧州ではあり得ないことらしいです。自分の身分相応のものを身に着けることが当たり前で、越境するのはタブーとみなされるらしいです。

 さて、どちらの社会がよいでしょう?欧州の階級社会には荘厳な長い歴史を感じます。一方、日本の平等社会は世界が目指している理想形ですが、平等をはき違えた人が多数いることも困った事実ですね。


平成23年8月19日

 7月26日に「ぎょさいでぷらす!安心経営」推進会議を開催しました。

 4月から新たにスタートした推進運動「ぎょさいでぷらす!安心経営」はぎょさいが災害対策、経営安定対策の役割を十分発揮できるよう

 ○契約者の大幅な増加

 ○既契約者の契約割合アップをはじめ補償の厚いてん補方式での加入促進

 を大きな二つの柱として加入の普遍化を実現することを目標としています。

 今回の会議では漁船漁業または定置網漁業が対象になる漁獲共済を中心に制度内容等の説明会を行いました。今年4月からスタートしました資源管理・漁業収入安定対策事業を利用すれば、漁獲共済は一人で加入する場合でもこれまでの全数加入とほぼ同等の掛金負担で加入でき、また積立ぷらすを併せて加入することで、補償は大幅にアップします。

 7月末現在で、積立ぷらすの加入件数は前年同期比で5倍以上の加入がありました。また、養殖共済は昨年まで積立ぷらすの加入は皆無でしたが、今年は106名が加入しており、今回の資源管理・漁業収入安定対策が漁業者にとって有意義かつ期待を集めていることが伺えます。

 漁業者にとって「利用しない手はない」内容になっていますので、まだぎょさいに加入していないという方はすぐに漁協にお問い合わせください。


平成23年5月31日

 先週末PSNが復活しました。「PSN」でピンとくる方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、「PSN」とは「PlayStationNetwork」(プレイステーションネットワーク:PlayStation3を利用したネットワークサービス。プログラムやゲームのダウンロードが可能。他ユーザーとオンライン上で対戦もできる。)の略で、4月にハッカーの攻撃を受け過去最悪の7,700万人余りの個人情報流出が確認され、不正利用防止のためサービスを停止していました。

 さて、個人情報といえば、当HPでも「個人情報保護指針」を掲載し適正な取り扱いについて皆様にお約束しているわけですが、特に今年度から加入が増大した「新積立ぷらす」は積立金の引落に銀行口座を利用しますので、登録関係書類の管理には今まで以上に気を使います。普段職員が使うパソコンのセキュリティも指紋認証及びパスワードによる使用者の制限のほか、ファイルの持ち出しが容易にできないように暗号化ソフトなるものが入っています(ちなみに、私はこの指紋認証と相性が悪く5回に1回ぐらいしか認めてもらえません…)。当組合のPCもインターネットに接続されていますが、一部のページにはアクセスできないなどセキュリティレベルが高く設定されています。

 同じく週末には、早くも2号目にして台風が猛威を振るいました。蟻の穴から堤も崩れると申しますが、先述の事件もわずかな隙を突かれてのことかと思います。100%の対策というのは難しいものです。台風やその他の自然災害への対策は、日ごろのメンテナンスであったり漁師のカン、あるいは的確な状況判断であろうかと思いますが、そこに「ぎょさいへの加入」も加えていただき、隙のない対策を講じていただければと思います。


平成23年4月14日

 東日本大震災から1か月が経ちましたが、マグニチュード(M)5以上の余震がその間400回近く発生しています。7日夜に宮城県沖を震源に発生した余震はM7.4(最大震度6強。阪神淡路大震災の本震がM7.3)で、新たに亡くなられた方も出るなど収束の気配が全く見られません。気象庁はM7クラスの余震が今後も一定期間発生し、津波にも十分注意が必要としています。被災された方々が枕を高くして眠れる日が1日も早く来ることを願わずには居れません。

 福島第1原発では高濃度放射能汚染水の回収先確保のため、4日から低濃度汚染水の海への放出が行われましたが、近隣国に対し事前通報がなされていなかったため大きな問題となっています。また、これに先立ち茨城市沖で漁獲されたコウナゴ(イカナゴの稚魚)から放射性ヨウ素やセシウムが検出されていたことから、全漁連・服部会長が東京電力会長に「漁業者の存在を無視した許し難い行為だ」と抗議しましたが、汚染水の放出は10日まで続きました。水産庁はこれまで「放射能は魚介類の体内では濃縮されない」としてきましたが、高濃度で検出されたことをうけ、再検討を余儀なくされています。1日も早く検討結果を公表することによって風評被害の広がりを阻止してもらいたいと考えています。

 現在、4月から始まった資源管理・漁業収入安定対策事業を活用した「ぎょさい」の普及推進の一環として個別推進を実施しておりますが、話題は専ら日本有数の漁業エリアである東日本沿岸の漁業の再生についてです。未曾有の災害とはいえ、漁業再生産の阻害の防止を目的の一つとしている以上「ぎょさい」の真価が今ほど問われることはないと思われますので、加入者が十分な補償を受け、漁業が再開できるよう超法規的な対応が必要ではないかと考えています。

 最後になりましたが、改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に対し心からお見舞い申し上げます。


平成23年2月28日

 あと1か月で今年度も終わり、新年度になります。つい先日まで冬の寒さだったのが、今では日が照るとぽかぽか暖かく、春の訪れを感じさせます。しかし、異常気象とよばれるようになった最近では、夏の暑さと冬の寒さが長引き、過ごしやすい春と秋が少しずつ短くなってきているように感じます。昨年のような異常気象が毎年のように続いてくると、もう異常気象でもなんでもなくなってしまします。それを専門とされている方は、ある程度予測がついたりするのかもしれませんが、そうでない人は、来年に何が起こるか、どういったことになるのか、また何が流行るかなど予測もつきません。例えば昨年は、鳩山内閣が総辞職し管政権発足や高速道路一部路線が無料化という社会実験が始まったり、大相撲関係者による不祥事や、AKB48やKARA、少女時代といったアイドルグループが時代を席巻するなど思いもよらぬことが起こりました。

 22年の流行語大賞は「ゲゲゲの〜」が選ばれましたが、今年は朝の連続テレビ小説で「てっぱん」という私の地元が舞台のドラマが放送され地元も盛り上がっているようです。去年の今頃は地元が舞台のドラマが始まるなど思ってもいませんでした。

 主人公が通っていた高校の制服は、私が実際に通っていた高校の制服がモデルで、母校の生徒がテレビでドラマの主役を演じているような気分になりました。尾道は昔から坂や寺の街として有名で、ラーメンも人気があります。海もあり、山もある。こんな尾道に是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


平成23年1月7日

 明けましておめでとうございます。大晦日から元旦は、地球からみれば単に自転の1回転に過ぎないわけですが、暦を発明したばっかりに世の中には、いろんな節目や記念日が氾濫しています。ところでこのページ、できるだけ各担当が締め切りを厳守して毎月更新??しますので、今年もたまには見に来てください。

 さて、私が住んでいる地域では、正月明けに「とんど祭り」というイベントを田んぼの中で行います。広島の方はご存知かと思いますが、田の中に竹で高いやぐらを組み下から火を点けて、火が上まで上がればその年は豊作、またやぐらを倒した後のたき火で餅を焼き、この餅を食べると風邪を引かないとも言われています。この「とんど」、以前は本番の1週間前に立派で高いものを一日がかりで組み上げて誇らしげに展示していたものです。ところが最近は簡略化が進み、朝8時から小さな「とんど」を組んで11時には点火し、その後の飲食もあっさりと終わり、餅すら焼かずに帰る人もいます。以前は、暗くなるまで残り火を囲んで長々とやったものですが、これも時代の流れでしょうか。

 ほとんどがサラリーマンで、顔を合わす機会も減り、おのずと共通の話題がなくなり疎遠になるわけですが、年に1回くらいはこういうイベントで盛り上がり、こういった伝統を引き継いでいくことも大切なのかなと思う今日この頃・・・こんなことを考えるのは年を取った証拠ですかね。


平成22年10月27日

 9月に水産庁から漁業における所得補償対策の概要について発表されました。まだ予算要求の段階ではありますが、複数の漁協から説明会開催の要請があり、所得補償対策への期待感がうかがえます。

 事業内容は収入安定対策とコスト対策の2点で、このうち収入安定対策については、資源管理に積極的に取り組む漁業者に対して、既存の漁業共済及び積立ぷらすを活用して漁業経営を支えていくというものです。

 将来的に持続して漁業を行ってもらい、国民への水産物を安定的に供給するためには資源管理・漁場改善が不可欠であり、今制度の要になっています。直接漁業者の方と話をする機会も多いですが、そういった資源管理や漁場環境の改善を必要だと考えている漁業者もいます。しかし、全体が足並みを揃えるのは容易なことではないような気がします。

 そういう意味では所得補償対策をきっかけに資源管理に取り組むというのは最大のチャンスで、今後訪れないかもしれません。「所得補償があるから資源管理」では本来の「資源管理を行う者に所得補償」という水産庁の考えとは逆になってしまいますが、理由はどうあれ次の世代のためにも資源管理に取り組んでいきましょう。


平成22年9月24日

 先日、漁業青年女性の集いに参加させていただきました。

 青年部の方の実績発表と意見発表がありました。

 まず、一組目は一粒かきの養殖について、失敗しながらも少しずつ思うような大きさ、形のかきが出来ていく様子をパワーポイントを用いて紹介されました。人工採苗したり、色々な種類のかごに入れたり・・・納得のいくかきを作る為、試行錯誤を繰り返してこられたそうです。一粒かき販売初年度は、メディアへの露出もあり、かなり好調だったようですが、PR活動をしなかった次年度はやはり販売数量がダウン・・・。PR活動の威力を知ることが出来ました。作るだけではなく、売ることも自分で・・・となると、本当に大変ですね。続いての意見発表では、同じ漁業でも県によって規制が違うという驚くべき実態を知りました。海は一つだというのに全国統一ではないんですね。今回の問題提起で、業者の皆さんにとって少しでもいい方向に改善されるとよいのですが。

 それにしても皆さん、日々研究・努力を重ねていらっしゃるんだなぁと感心しました。

 青年部というだけあって、いつもの会議より出席者の年齢が若い!!現役(≒ぎょさいの契約者)世代の息子さん、もしくはお孫さん!?という・・・彼らが現役になった時にも漁船漁業、養殖業が続いているよう我々も頑張らねばと思う今日この頃です。


平成22年8月26日

 先日、平和大通りを走行するバスに乗り、車窓から歩道を歩く人を何気なく見ていたときに、1台の自転車が停留所に差し掛かったバスの左側の車道をすり抜けるように通り過ぎて行きました。バスが徐行していたので、接触事故に至らず事なきを得ましたが、見ていた私は思わず声が出てしまい、かなり恥ずかしい思いをしました。

 自転車は軽車両で、車道を走るのが原則ですが、ロードバイクで走行している人以外はほとんどが歩道を通行しています。近年、自転車事故は全体としてはピーク時から減ってはいるものの、対歩行者は10年前の3.7倍になっています。この原因は、自転車の無秩序な歩道通行にあるとして、歩道通行の要件の明確化等を内容とする道路交通法の改正が行われ、20年6月1日より施行されました。自転車の通行方法に関する主なルールとしては車道通行が原則で、歩道を通行する場合は制約があり、順守しなければ罰金が科せられるというものです。とは言うものの、自動車からすれば自転車は歩道を通行してもらいたいというのが本音です。しかし、歩行者からすれば、かなりのスピードを出して通行する自転車は時として凶器になりかねません。年に何件か死亡事故も発生し、自転車側への高額賠償判決が相次いでいるそうですが、保険への加入は少なく、被害者に賠償が及ばないケースも生じているとのことです。「自転車総合保険」は認知度が低く加入が低迷していることから、既に販売が中止され、現在は「個人賠償保険」を傷害保険等の特約として付帯することで対応しているようです。自転車に保険?と思わなくもありませんが、やはり万一の備えは必要です。もちろん、事故を起こさないために、自動車も自転車も、加えて歩行者も互いに譲り合う気持ちを持って道路を使うことが大切なのは言うまでもありませんが・・・。


平成22年7月15日

 7月11日にワールドカップ決勝がありました。オランダ対スペイン。なんとどちらが勝っても初優勝です。どちらも毎回のように優勝候補の一角でありながら、ワールドカップでは優勝経験がなかったのです。結果は延長の末、1−0でスペインの勝利。どちらが勝ってもおかしくない試合でした。日本は準優勝国のオランダに1−0で負けはしましたが、日本のサッカーが世界に通用することを証明したのではないでしょうか。その結果、このワールドカップの活躍をきっかけに世界のクラブチームで活躍する日本人がまた増えそうです。このことが日本のさらなるレベルアップにつながり、次の大会こそは今大会以上の結果を残して欲しいものです。

 個人的な思いとしては地元広島のサンフレッチェから日本代表のメンバーが選出され、レギュラーとして世界で活躍しているところが見てみたいです。そして世界から広島が注目され、広島が盛り上がればうれしさ倍増ですね。


平成22年6月15日

 22年度から病害控除制度が導入され、懸案だったかき養殖及び漁業施設共済の引受が一段落しました。台風等の災害時の支払いが強化されたとはいえ、近年支払いの多い死亡事故に対しては減額となるため、契約者の皆さんがどういう反応を示すのか心配な日々が続きました。2月中旬から説明会形式で22ヶ所個別形式で31ヶ所に出向き、制度への理解と協力を求め、継続加入を要請しました。

 結果は前年同期比90%、関係33漁協中24漁協で前回を下回る結果となりました。実質的な加入減が779台、平均契約割合も2%低下して42.8%となり、平成10年度以来の低レベルな実績となりました。かきの経営状況が全般に悪化しているとはいえ、この結果は制度に対するニーズが後退していると真摯に受け止めるべきだと感じています。

 平成16年以来大型台風の直撃がなく、また一時は毎年発生していたヘテロカプサ赤潮もこの10年近く鳴りを潜め、近年は平穏な海況が続いていますが〜天災は忘れたころにやってくる〜過去の苦い経験を思い出してこの制度を安定的に利用してもらいたいものです。


平成22年5月18日

 少し前の話ですが、県主催の人権問題啓発研修会に参加しました。「高齢者の人権問題について」というテーマで講演及びグループ討議が行われました。

 現在、高齢者が直面している問題として

 ・雇用の場の不足

 ・邪魔者扱いされる

 ・経済的自立が困難

 ・福祉、介護サービスが不十分

 ・家庭内での虐待

 などがあげられます。

 漁業と関係する仕事をする中で感じたのは、漁業協同組合(以下、漁協)を中心とした漁村というのは上記の問題にある程度対応した社会ではないかということです。

 雇用については漁業は生涯現役で働ける仕事、これによって収入を得ることができる。また、漁協には老若男女問わず人が出入りして会話を交わしており、高齢者だけがつまはじきされている様子はうかがえません。

 これは"漁業"という共通した大きな生活基盤があるからこそであり、漁をするためのひとつに指標にならないかと考えます。

 平成16年以来大型台風の直撃がなく、また一時は毎年発生していたヘテロカプサ赤潮もこの10年近く鳴りを潜め、近年は平穏な海況が続いていますが〜天災は忘れたころにやってくる〜過去の苦い経験を思い出してこの制度を安定的に利用してもらいたいものです。


平成22年2月23日

 普段、あまり情報番組を見ることがないのですが、先日偶然テレビをつけたら、あるゲームソフトの発表会の様子が報道されていました。そのゲームは皆様もよくご存知の俳優さんが多数「声」で出演されているのですが・・・キャラクターの顔が俳優さんそのままなのです!コンピューターで俳優さんの顔を取り込んで、ゲームの展開にあわせて表情をつけ、動かしているそうです。たかがゲームと思っていましたが、最近のものは凄いんですねぇ。8ビット16ビットの世界で遊んでいた子供の頃とはえらい違いです。

 劇場では「アバター」3Dが話題となり、家庭用のテレビにも3D機能搭載のものが出るとか・・・。いつも業務で使用しているパソコンのソフトがちょっとグレードアップしただけで焦っているようでは時代に取り残されそうです。新年度になったらこっそりパソコン教室にでも通ってみようかな


平成22年2月18日

 2月1日付けで、新人が1名、ぎょさいのメンバーに加わりました。実に8年振りの新人で、23歳の男性です。かき養殖共済の漁場調査等において、これまでは一人で出向くことも多く、ご迷惑をおかけしていましたが、今後は常に二人体制で調査が実施でき、調査時間の短縮等で漁協や契約者の皆様の負担軽減を図れるのではないかと考えています。

 平成21年度も残すところ1ヶ月半となり、加入計画の達成がどうか、実績が気になります。全国的には、3月に多くの漁獲共済の契約を控え、前年実績を上回り、計画に迫る勢いですが、本県では非常に厳しい状況が続いています。現在、昨年10月施行の改正制度を利用して3月責任開始の漁獲共済の推進に取り組んでいますが、もともと養殖共済を主としていることから、新規や契約割合のアップがあっても計画には届きません。

 これと平行して実施しているのが、4月から始まるかき養殖共済の病害控除制度に係る漁協説明会の開催です。この制度は温暖化の影響で大型化する台風被害に対する補償に軸足を移すことを目的として導入されたものですが、これを実現するため、恒常化するかきのへい死に対する支払を一部減額するというものです。減額に応じて掛金は割引かれ、契約者負担は軽減されますが、ここ何年か大型台風の直撃がなく、また、かきのへい死が増大しているなかでの改正ですので、理解が得られるかどうか非常に心配です。しかし、今後この制度が漁業者の災害補償制度としてあり続けるためには必要な改正であったことをご理解いただけるよう、3月開催予定の会議ほかの推進活動を通じて努力していきたいと考えています。

 新人にはかなり厳しい情勢の中での船出となり、旧メンバーとしては責任を感じますが、若い感性で新風を吹き込み、この難局を乗り越えていくための活力になってもらいたいと切に望みます。


平成22年1月15日

 デパートの売上高が、連続で前年同月を下回り続けている一方で、ユニクロは堅調に売上げを伸ばして好調を維持しているようです。このユニクロ等に代表される安めの商品群は価格破壊商品などと呼ばれ、その存在は賛否両論です。

 否定意見・・・このような安い商品は企業の利益を圧縮し、ひいては人件費が低下して国の相対的な体力低下を招く。

 肯定意見・・・このような安い商品は、日本企業のグローバル化を進め、企業の競争力の増強につながる。

 この話とはまったく関係ないのですが、田島漁協の海苔の平均単価は、平成5年ごろが8.6円、最近では6.6円程度です。全国的にも似たような傾向で値下がりしています。のりの消費需要動向が変わり薄利多売の生産体制にシフトした結果、零細業者は生き残れなくなり、広島県ののり業者数はこの15年で大幅に減少してしまいました。

 価格破壊商品の是非は別にして、気になるのはこの波が水産物を含む1次産業の生産物にまで相対的に影響を及ぼさないかということです。いずれにしてもこの価格破壊は生産者にとって「細く長く確実に」を許さない厳しいもののような気がします。


平成21年11月20日

 先日、あるテレビ局で「儲かる農業」という番組が放送されていました。そこで紹介されていたのが、農業を経営している会社。漁業と同様に農業も価格の下落に悩まされているようで、特に豊作時には採算が合わないためせっかく作った農作物を破棄してしまう状況があることは皆さんもご存知かと思います。そこでこの会社ではあらかじめ出荷先と出荷量と価格を定めて契約し、その出荷量と出荷時期に合わせて農作物の生産を行い、価格の安定と生産量の無駄を省いているとのことです。

 これを漁業にも応用できないかと考えてみました。全くの自然相手の漁船漁業では計画的かつ安定的な供給はかなり難しいことですが、養殖業にはある程度、こういう考え方が出来るのではないか、というより必要ではないかと思います。前述の会社と全く同じことをするわけにはいきませんがシーズンを迎えると一気に出荷をするという状態では生産過剰による単価の下落を容易に招くことになります。養殖業者が全体で出荷量の調整をし、一体となれば個々では難しい出荷価格の交渉をすることも可能でしょう。私たちが浜回りをするなかでこういう考えを持った養殖業者もおられますが、皆が足並みを揃えるという点がネックになるとのことです。大企業でさえ合併し基盤を強化する時代です。漁業経営のため、せめて同じ漁協内での協力について考え直してみてはいかがでしょうか。


平成21年11月4日

 今年も台風襲来はない・・・と思っていたら10月に入ってから接近あるいは上陸するようになりました。

 7日に最接近、その後東海地方に上陸した18号、上陸こそしなかったものの、強風をもたらした20号。そして、21号がまた発生したようです。

 特に18号は当初大阪あたりに上陸との予想もあり、何度もインターネットで予想進路を確認して、被害発生時に備えて関係漁協へ事故への対応について通知するなどしていましたが、時間がたつにつれて進路が東よりに変わり、東海地方を直撃しました。テレビなどで見る限り相当の被害が発生したようです。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 さて、日本を襲ったのは台風だけではありません。9月30日にサモア諸島で起こった地震の影響で津波注意報(あるいは警報)が出ていたのは記憶にあるかと思います。過去、日本の真裏で起きた地震後はるばる日本まで押し寄せたチリ津波は有名です。世界は海で繋がっていますし、日本はその海に囲まれています。日本近海で起きた地震のみならず、どこか遠いところで起こった地震を引き金に津波が発生し、日本にやってくることもあるわけです。

 この津波を含む地震、噴火等による被害をてん補する新しいてん補方式がこの度10月1日に誕生しました。被害の原因を限定するため、オールリスク対応のてん補方式より割安でご加入いただけます。未加入の方はぜひこの機会にご検討ください。


平成21年8月13日

 本年度の梅雨入りは、平年とほぼ同じ時期となった北陸や東北を除いては全国的に遅く、特に九州南部や沖縄は平年より10日以上も遅くなりました。中国地方は平年より3日遅れでしたが、昨年に比べ12日も遅い梅雨入りとなったことや、当初殆ど雨が降らなかったこともあって、水不足が懸念されるほどでしたが、7月後半になってもなかなか梅雨が明けず、梅雨後期に見られる集中豪雨が一転して頻発することとなりました。特に山口県では、7月19日から3日間の総雨量が所によっては300ミリを超える大雨となり、土石流等よって多数の死傷者が出たのをはじめ、住宅の全半壊や床上浸水等甚大な被害が発生しました。結局、中国地方の梅雨明けは平年より15日遅い8月4日となり、一時取水制限されていた県東部、芦田川水系のダムも現在は貯水率が100%近くまで回復しています。

 この梅雨前線が日本列島にいつまでも居座り続けたのは、南米ペルー沖で水温が上昇する「エルニーニョ現象」が6年ぶりに発生し、太平洋高気圧の張り出しが弱くなったためと見られています。エルニーニョ現象が発生すると台風発生エリアの水温が低下するため、発生数こそ少なめですが台風が太平洋高気圧の縁辺に沿って北上するため、その張り出しが弱いことで日本への接近、上陸数は減る傾向にはないそうです。過去最多の10個の上陸数を記録した平成16年はエルニーニョ現象の影響があったと考えられているとのことですので、今年は台風の動向に最大限の注意を払う必要がありそうです。

 最後となりましたが、今回の豪雨で亡くなられた方々のご冥福と被害に遭われた皆様方の物心両面でのご回復を心からお祈りします。


平成21年7月14日

 先日、インターネット上にオバマ大統領がインタビュー中にまとわりつくうるさいハエを素手で叩き殺す映像(「オバマハエ」でヒットするはずです。)が流れていました。これを見た動物愛護団体が、「小さな生き物に対する配慮が足りない、次からは人道的な対応を!」と抗議を行ったそうです。この映像、皮肉な見方をすれば大国が小国を叩き潰すパロディのようにも見えますが、まじめに抗議するのもいかがなものでしょうか?世界中には宗教上の規律から一切の殺生を行わない完全ベジタリアンな人々もいるようですが、大方の人は日常的に他の動物の肉を食べていますし、家にはなんらかの殺虫剤の備えがあって害虫から身を守っています。

 私たちの携わっている漁業は、まさに殺生のうえに成り立っている産業ですから、こういった正義感の塊のような抗議の矛先がこちらに向かないように願いたいものです。人は道具を得たことで、地球上の食物連鎖の頂点に君臨している自己中心的な罪深き生き物であることは事実です。日々あまり深く考えませんが、多くの犠牲を伴い食卓に並んだ食事に対して感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです・・・こういうことを考えさせられるという意味では、今回の抗議も意義のあるものだったのかも知れません。


平成21年6月17日

 日本より一足早く、アメリカで6月12日にテレビ放送が地上デジタル(俗に言う地デジ)に完全移行しました。当初は2006年末に予定されていたようですが、普及の遅れなどの問題により今年2月に延期、更に4ヶ月延期されての実施になりました。それでも完全移行当日になって対応チューナーを買い求める人の姿も見られたようです。日本でも2011年に完全移行されることとなっていますが、アメリカと同じような状況になってしまうのでしょうか。

 従来の地上アナログと地デジ、それとケータイに使われるワンセグってそれぞれどういう仕組みなのかと言われると私も説明は出来ません。今の世の中は家電製品を中心に構造や理屈はわからないけど、便利になっているというのが現状です。いずれは「ターミネーター」や「トランスフォーマー」のように機械が人間の存在を脅かす日が来るのかどうか。少なくとも全く仕組みが分からない物を便利だから使っているというのはすでに頭の中を機械に支配されているような気がするので、せめて概要くらいは把握しておきたいものです。そうならないようにとりあえず「地デジ」について調べようと思います・・・パソコンで。


平成21年6月2日

 ゴールデンウイークを直撃した「新型インフルエンザ」。予防のためにとマスクや消毒液を買いに走った方も多いかと思いますが、私は思いっきり出遅れて「マスク完売」の張り紙ばかりを目にしておりました。コンビニですら完売・・・凄い勢い。しかし、実際に広島市内でマスクをかけた人を見たかといわれると数えるほどで、軒並み完売していたわりには使われている形跡がありませんでした・・・どこへ行ったんでしょうか、マスク。謎です。

 マスクは飛ぶように売れていましたが、景気の冷え込みは相変わらずで、この4,5月にピークを迎えたかき養殖共済の推進も思うようにはいかず加入実績は前年度を割り込んでいます。

 新型インフルエンザは終息に向かっているようですが、秋には再び蔓延するのでは、しかも強毒性になるのではとささやかれ・・・不安は残りますがまずは一安心と言ったところでしょうか?


平成21年4月7日

 WBCの興奮が冷めやまぬ中で、4月3日にプロ野球がセ・パともに開幕しました。そのWBCで大活躍した岩隈とダルビッシュが投げ合った楽天と日ハムの試合に話題をさらわれた感は否めませんが、我が広島も巨人相手にWBCでは今一であったものの男気は見せた栗原の活躍などで2勝1分という願ってもない好ダッシュと相成りました。7日からの甲子園での阪神3連戦を1勝2敗?で切り抜けた(すいません。阪神ファンの願望です。)後、中日を迎えての3連戦が4日にグランドオープンしたばかりのマツダスタジアム(新・広島市民球場)でいよいよ10日から始まります。開幕3連勝の中日にも勢いがありますが、カープ自ら新球場の誕生を3連勝で祝ってもらいたいものです。このマツダスタジアムはJR広島駅の東に位置し、県内外の人々が「たる募金」などで寄せた1億2千6百万円を含め90億円を投じて建設されました。定員は3万3千人で、さまざまな観客席が用意されています。右翼ポール側の「びっくりテラス」という席ではバーベキューを楽しみながら観戦できるとの事ですので、おいしいお肉を焼いてくれる友人とぜひ一度は行ってみたいものです。

 百年に一度といわれる経済危機の中で、経済活性の牽引役としての期待も大きく、最初から重荷を背負っての船出です。県外の皆様にも一度といわず2,3度足を運んでいただき、カープに、いや阪神に、いいえお好きな球団に声援を送っていただければと思います。


平成21年2月26日

 現在の事務処理にはコンピュータ(CP)が不可欠となり、これなしでは仕事が全く出来ない状態になっていますが、CPが仕事に普通に使われだしたのは、ほんの30年ぐらい前のことだったと思います。それ以前は、何から何まで手作業の時代でした。この当時、CPといえばビジネス用のみで、今のパソコンの性能から考えると価格は激高でした。例えばハードディスクの容量は20メガもあれば大容量と言われ、大体1メガ1万円見当の価格でした。現在は60ギガでも驚きませんが、この当時なら6千万円したということになります。

 なぜこのように記憶容量を増やすことが可能になったのか?要は、同じ面積に書き込める字数が増えているということらしいです。現在の標準的な容量のHDDでは半角1文字(1ビット)を0.0003mm×0.0003mm!の大きさで磁気媒体に書き込んでいるのだそうです。また、読み込むほうの技術も凄く、ヘッドと媒体の距離は10nm!これは、70mのジャンボジェットが1mmの高さを飛んでいるのと同じだそうです。衝撃や埃に弱いのもうなずけますね。

 こんな凄いCP群に囲まれていても、やっている仕事の内容は昔と大して変わっていないような気がします。むしろ出来ることに限りのあった当時のほうが、のんびりとしていて良かったかも・・・。


平成21年1月29日

 広島県では1月22日にインフルエンザ警報が発令されました。街中や電車、バスなどの人が集まる場所では予防のためマスクを付けている人を最近多く見かけます。せっかくの男前が隠れてしまうのはもったいないのですが、せめて人が密集して感染の可能性が高い電車の中だけはマスクを着けようと思い、近所のドラッグストアへ。店頭には昔からある平面タイプから立体構造のもの、サイズも大人用、子供用だけでなく、男性用、女性用と区別されたものまで20種類以上の商品が陳列されており、マスク市場は大賑わいのようです。

 さて、新型インフルエンザの大流行が危惧されていますが、その予防や発生後の対応が厚生労働省のホームページで閲覧できます。個人だけでなく、職場の対応も重要になりますので、みなさんに一読していただきたいと思います。その厚生労働省が「咳エチケット」を啓発しています。内容は「咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背け1m以上はなれる」などですが、電車の中でも手を当てずにくしゃみをする人を見かけます。携帯電話の使用以上に常識的なマナーですよね。ひとりひとりの気遣いでインフルエンザを未然に防ぎましょう。


平成21年1月16日

 新年明けましておめでとうございます。

 と、言うには日が経ちすぎておりますが、本年最初の更新ですので、まずはこの挨拶から。

 先日、某テレビ番組で「農業・漁業を始めるにはどうしたらよいか?どういう制度があるのか?」について特集していました。どちらも後継者不足に悩まされている産業で、新規着業者には市や県単位で補助金を出したり、ベテランの指導を受けられるといったバックアップ制度も用意されています。

 昨年末から急激に進んだ経済不況で、多くの派遣社員・期間労働者が職を失ったと盛んに報道されていますが、一方で人手不足・後継者不足で悩まされている産業があることも事実です。今までサラリーマンだった人が、急に農業・漁業の世界に飛び込むのは難しいことだと思いますが、右肩下がりの食糧自給率の改善にも繋がるであろう農村・漁村の活性化に、こういった人たちの力が少しでも加わってくれたらと思う今日この頃です。

 しかし、上記の某テレビ番組・・・農業はたくさん紹介するのに漁業がほとんどなかったのにはちょっとがっかりでした。もっと漁業もクローズアップしてくれないかなぁ。


平成20年11月21日

 中国に代表される新興国の需要の高まりと投機的な先物買いの影響で、7月に150ドル/B近くまで高騰していた原油価格が、世界同時不況で50ドル/Bを割り込むまで下落しています。その結果、180円/Lを超えていたガソリンも暫定税率の適用が一時的に無かった4月を下回る120円/Lを切る価格で販売されており、円高の影響もあるので今後さらに下がるのではと期待されます。しかし、漁船の燃料等に使用されるA重油の価格は120円/Lから100円/Lに下がったものの、供給にタブつきがないとのことでガソリンほど下落していません。高騰した漁業生産資材の高止まりとあいまって依然として漁業者の経営を圧迫しています。景気の後退で消費が冷え込み、生産額にあまり期待できないだけに、せめてエネルギーや資材代が安くなればと思います。

 でも、やっぱり生産額にも大いに期待したいので、そろそろ忘年会の季節、かきを始めとする広島産のおいしい魚介類で一杯やって少しでも寄与できればと固い決意で・・・。

 そんな決意いりませんと幹事には言われそうですが・・・。


平成20年9月30日

 9月9日にフィリピンの東海上で発生した台風13号は、歩くような速度で北上を続け、一時は935hpまで発達し12日から沖縄の先島諸島では、丸1日以上猛烈な暴風雨にさらされました。この後は、北西に進み14日には台湾に上陸し、このまま台湾海峡を抜け中国大陸に向うかと思われましたが、15日に突然Uターン、東に向きを変えて進み始めました。この進路変更はかなり不自然で驚きを感じました。この時点では992hpまで衰弱していましたが、徐々に勢力を取り戻しつつ東シナ海を進み、18日から19日にかけて屋久島近海から太平洋沿岸をなめるような進路を取りました。

 こうして1週間以上も日本近海に居座った13号は、各地につめ跡を残しましたが、被災した方々はあの時あそこで曲がってさえいなければの思いが強かったことでしょう。自然の気まぐれさを改めて感じさせられた台風でした・・そして現在、13号と同じ奇妙なコースを進むと予想されている15号が日本に近づきつつありますが、今年の台風は中国に何か遠慮でもあるんですかねぇ。


平成20年9月2日

 8月30日に「かき養殖共済講習会」を開催しました。今年は、江田島市・呉市及び東広島市管内のかき養殖業者の皆様に参加していただき、今年4月から始まりました漁業経営安定対事業「積立ぷらす」の概要について説明しました。

 この新事業は積極的に経営改善に取り組む漁業経営体を支援するという目的で創設されており、「経営改善計画の策定」が加入条件のひとつになっています。これに関連して「中小企業診断士の松浦由浩氏を講師に迎え、「かき養殖業の経営改善について」というテーマで講演していただきました。

 今回の会議には今後の広島のかき養殖業を担う後継者の方々にも多く参加していただきましたが、講演内容を活かし、また「積立ぷらす」を利用して、将来にわたって「広島かき」を守っていただきたいと思います。


平成20年8月8日

 毎朝、気象情報を見るたびに「今日もか・・・」とうんざりする暑さ。

 一昔前は30度で「暑い〜」と悲鳴を上げていましたが、最近では「まだ30度か」「昨日より−3度で32度だ」など等、少々感覚が麻痺しつつあります。

 「夏休みの宿題は午前中の涼しいうち」なんて言っていましたが、涼しいうちなんて太陽が昇るまでのそれこそ早朝ぐらい。あとはクーラーなしでは何も手につかない暑さ。まさにクーラー様様!!といった状態です。

 しかし、ここにきて「エコ」「節約」からよしずや扇風機が見直されてきました。日陰を作って少しでも涼しく、そしてクーラー稼働時間を短くしようという試みです。他にも快眠グッズ(アイスノンや茣蓙など)も売れています。

 長期予報によると、この暑さは10月まで続くとか・・・まだ夏は折り返し地点にも到達していないようですが、工夫を凝らして、何とか乗り切っていきたいものです。


平成20年7月22日

 15日、全漁連など17漁業団体が燃油価格の高騰による漁業の窮状を訴えるため、全国で一斉休漁を行いましたが、これには国内の漁船約20万隻のほぼ全船が参加し、全国規模では初の漁業ストライキとなりました。同日、漁業者の代表約3,600人が全国漁民大会を東京、日比谷の野外音楽堂で開催し、政府・与党に対して燃油価格の高騰に対する必要な補填措置などを求め、霞ヶ関をデモ行進しました。

 広島県では県漁連に所属する60漁協の約4,000人、約3,500隻が午前零時から24時間出漁を中止しました。

 消費者には今後の値上がりや品不足に対する懸念がありますが、広島県内の市場関係者はこの度の一斉休漁による影響はほとんどないと見ているようです。しかし、漁船の燃料費が原油価格の高騰で5年前の3倍近くにまで上昇し、出漁すれば赤字になることから、出漁日数を減らさざるを得ず、廃業も視野に入れているとの漁業者の声もあり、今後の影響は必須です。

 同日の定例記者会見で、若林農水相から水産業燃油高騰緊急対策事業など助成制度もあり、燃料費をストレートに補てんするのは困難との見解が示されましたが、漁業者が安心して経営が続けられるよう、何らかの対策が講じられることを切に願っております。


平成20年6月3日

 平成20年度のかき及び竹いかだの漁業施設共済の引受がほぼ終了しました。19年度シーズンのかき養殖は、大量へい死や身入り不良により、いかだ1台当たりの収穫量が大きく減少したのに加え、昨年のノロウイルスの影響を引きずり、単価は安めに推移しました。さらに燃油や資材費の高騰による経費の増大も加わり、養殖経営はこれまでに経験したことがないほど厳しい状況に陥っています。

 このようなマイナス要因ばかりが目立つ状況の中で、前年実績確保を念頭に普及推進に取り組みましたが、各地で契約内容を後退させる契約者が続出し、関係33漁協のうち12漁協で前年割れとなり、かきで9,900万円、施設で3,600万円の減少となり、2年連続で実績が後退しました。大変残念な結果となりましたが、「この位でよく踏み留まったな」というのが正直な感想でもあります。

 さて、ここで縁起の悪いジンクスを紹介しましょう。「かきの実績が後退した年は、災害が起こる」・・・過去に実績が後退した年には必ず大きな災害が発生し、2桁億円規模の支払いが発生しています。そして早くも大型台風が南海上をウロウロ・・・嫌な予感がしますが、今年こそこのジンクスが当たらないことを祈るばかりです。


平成20年5月8日

 平成20年4月から漁業経営安定対策事業「積立ぷらす」がスタートしました。この事業は水産物の安定供給を担う漁業者を育成・確保することを目的に、積極的に経営改善に取り組む経営体を対象に漁業共済制度に上乗せして収入の減少を緩和する制度です。

 ○漁船漁業、定置網漁業及びのり養殖業

  漁業共済制度ではてん補対象になっていない浅い事故をてん補

 ○養殖業

  漁業共済制度ではてん補対象になっていない単価の下落をてん補

 加入者は経営改善計画の策定や過年度の出荷調査など加入のための事前準備が必要です。また、制度内容が複雑な部分もあり、1度の説明では十分に理解が得られないと考えています。このため、制度自体は4月から始まりましたが、次年度からの加入を目標に今年度は準備期間とし、加入条件の整備や説明会を中心に推進を行います。

 詳しい制度内容につきましては、随時説明会を開催しますので、所属漁協にお問い合わせ下さい。


平成20年4月9日

 4月に入り、新しいスーツにピカピカの革靴を履いた新社会人を多く目にします。

 丁度桜も満開になり、歓迎会とお花見がセットで開催される・・・なんてこともあったのでしょうか?お昼休みを利用して桜の下でお弁当を広げている人も見受けられました。ブルーシートの周りにロープが張られ「事件現場!?」の様な場所取り風景もそこかしこ。まぁ、毎年見られる風物詩といったところでしょうか。

 しかし、翌日「桜でも見ながら出勤しよう」と立ち寄ってみると、足元はゴミ・ゴミ・ゴミ。ゴミ箱からは溢れんばかり・・・いや既に溢れているのをカラスが撒き散らして更にひどい有様です。これを目にした方も多いのではないでしょうか?

 確かに、ゴミを持ち帰るのは面倒ではありますが、皆がみんな置いて帰っては上記のような状態になってしまいます。これから暖かくなり陽気もよくなると海や山でのレジャーも増えてきます。お花見の時のことを思い出して、マナーを守ってレジャーを楽しんでみましょう。


平成20年3月4日

 1月の会計実地検査を受け、事務処理上の留意すべき点についてレクチャーするため、2月に事務担当者会議を開催しましたが、出席は引き受け実績のある38組合中22組合に留まりました。これまで7〜8月に開催しておりましたが、本年度は「かき養殖共済講習会」を8月に開催した関係でこの時期となりました。次年度も呉、江田島及び東広島市域のかき養殖業者の皆様を対象に同会議を8月に開催する予定にしておりますので、本年度と同様年明け開催となる予定です。この会議では上記のほか、4月から実施される経営安定対策事業(積立ぷらす)について説明を行いました。何人かの方に会議後、感想を伺い、引受にいたるまでのハードルはかなり高いと感じましたが、漁業者の方々の理解が得られるよう普及促進に取り組みたいと考えています。

 事務担当者会議のように県下全域を対象とした会議は年に3〜4回開催しています。いずれの会議も出席率が年々悪化しているように思われ、特にこの会議で顕著です。今後日時や場所のほか、会議内容についても十分検討し、魅力ある会議の開催に努め、出席率100%を目指したいと考えています。

 3月12日には「かき養殖共済推進会議」を開催します。既に欠席通知をいただいている組合もあり、出席率100%は早なくなりましたが、改めて出席をお願いする次第です。


平成20年1月28日

 事務担当者会議のように県下全域を対象とした会議は年に3〜4回開催しています。いずれの会議も出席率が年々悪化しているように思われ、特にこの会議で顕著です。今後日時や場所のほか、会議内容についても十分検討し、魅力ある会議の開催に努め、出席率100%を目指したいと考えています。

 早いもので平成20年になって1ヵ月が経とうとしています。去年の秋からかきのへい死事故調査で約2ヶ月間の連続海上出張、これが終わるとこの調査に基づく約850件の事故書類作り、この締め切りを何とかクリアして一息つけるかと思いきや今度は会計検査院の検査を受けることが決まり、落ち着かない日々が続いています。そんなこんなでここ4ヶ月はアッという間に流れ去り、気がつけばもう2月が間近に迫っています。

 事務担当者会議のように県下全域を対象とした会議は年に3〜4回開催しています。いずれの会議も出席率が年々悪化しているように思われ、特にこの会議で顕著です。今後日時や場所のほか、会議内容についても十分検討し、魅力ある会議の開催に努め、出席率100%を目指したいと考えています。

 この後も主催会議の連発や20年度の活動&加入収支計画の策定、そうこうするうちにかき共済関係の継続推進が始まり、気がつけば5月下旬ということになりそうです。よく1月はいぬる、2月は逃げる、3月は去ると言いますが、健康に気をつけつつ上手に息抜きをしながら何とか乗り切りたいものです。どこかゆっくり温泉でも行きたいなぁ・・・。


平成19年12月6日

 今年も残り1ヶ月となりました。夏がいつまでも続くんじゃないかと思わせた今年の陽気でしたが、11月下旬からやっと冷え込んできました。

 さて、12月になりますとお歳暮を贈る、贈られる季節です。お歳暮を贈るといえばデパートなどに足を運んで注文するのが普通だと思っていましたが、インターネットで注文する、あるいはインターネットで品定めをしてデパートで注文するといった形で、最近ではインターネットを利用する人が増えているようです。お歳暮は暮れにお世話になった人に挨拶をする歳暮まわりの時に相手への贈り物を渡したのが始まりだそうです。直接相手を訪問して挨拶をしていたことを考えると、自宅のパソコンの前ですべてを片付けてしまうのは少し味気ないような気もします。利便性が優先される現在ではそういった日本の文化が本来の意味に基づいてではなく、なんとなく年間行事の一部として行われ、また無駄なものだと思われているようです。クリスマスやハロウィンといった外国の行事を盛んに取り入れて楽しんでいる日本人ですが、自分の国の文化・伝統についてその折々に勉強してみるのも大事なことではないでしょうか。インターネットでいくらでも調べられますので。


平成19年10月22日

 10月に入り、事務所周辺もずいぶんと秋らしい気候になってきました。気温だけはガクッと下がりましたが(とはいえ、最高気温30度なんて日もありました)変わらず海水温は高いまま推移しているようです。今後も、平年より1度以上高いという予報が出ています。

 これからお歳暮シーズンに向けて出荷が始まるかきや、11月から漁期がスタートするのり養殖などへの影響が懸念されるところです。

 昨年のかきは「風評被害」という、「ぎょさい」ではカバーできない要因でダメージを受けました。これは、かき養殖共済が物損方式のためで、「かきはあるけど売れない」状況では共済事故にならないからです(同じ養殖でも、のりは収穫高方式なので対象になる可能性があります)。こうした養殖共済ではカバーしきれない被害に対して、平成20年度から新たに「新経営安定対策事業」がスタートします。

 養殖共済加入者の中でも、一定の要件を満たす契約者のみが利用できる事業ですが、一人でも多くの方に活用していただけるよう、県・漁連等と連携して推進していきたいと思います。


平成19年10月2日

 平成10年に広島湾、呉湾及び広湾海域で赤潮を形成し、かき、あさり等の二枚貝に約39億円の漁業被害をもたらしたヘテロカプサ・サーキュラリスカーマ。13年度を最後に出現情報がなかったため、6年振りにその不気味な名前を聞くことになるとは夢にも思いませんでした。一時平年並みに戻っていた水温が8月中旬以降から再び平年を上回るようになり、しかも塩分濃度が少雨で高めに推移していることから、高温(30℃)高塩分(30psu:塩分濃度3%に相当)を好むヘテロカプサにとっては、今年は絶好の環境下だと言えるのでしょうか?

 幸い9月中旬にまとまった降雨があり、天敵の珪藻類が急激に増えてきているため、ヘテロカプサの細胞密度が急減しているとのことです。このまま検出されなくなることを願うばかりですが、中国地方の1か月予報が気温は高く、降水量は少ない状態になっているのが少々気がかりです。


平成19年9月12日

 2年に1度の今年の職場旅行の行き先は、ちょっとリッチに宮崎県のシーガイア。このシーガイア、バブル末期の1993年に完成し超高層ホテルを核に国際会議場や世界最大のウォーターパーク・オーシャンドームを併設し、一大リゾート地として華々しくスタートしましたが、入場者数が予想を大きく下回り、2001年には3,261億円という巨額の赤字を抱えて会社更生法の適用を受けたいわく付の施設です。現在は米資本のRHJインターナショナルが再建中で2007年の決算では初の黒字に転換したとか。

 今回、ホテルの施設やドームを体験してきましたが、大人が身の程も忘れ散財する様なリゾート独特の高揚感は感じることができませんでした。ゴルフを目的に行かれる方は、それなりに楽しめるかもしれません。施設はどれも立派で大規模ですが、なんか華が足りない・・・庶民がおいそれと近づけない高級感や質感とは何だろうと考えさせられた旅でした。それだけ今の日本は、日常のレベルが上がって贅沢に気がついていないのかもしれません。


平成19年8月24日

 お盆休みも終わりましたが、みんなさんはこの夏、何連休でしたか?今年は11日から15日までの5連休だった人が多いのではないでしょうか。お盆の一週間全部休みで9連休という企業もあったようですがうらやましいですね。しかし、2週間、3週間の休暇があたりまえの欧米に比べると全然長くないです。

 日本には休暇を取ると後ろめたい雰囲気があるようですがなぜでしょう?個人よりも集団を大事にする元来の日本人の気質のために「有給休暇」という権利があるにもかかわらず持て余してしまう。休みたいけど周りが休まないから自分も休みにくいと互いに感じて休めない雰囲気ができあがってしまうのでしょう。逆にみんなが休めば自分も休まないと損した気になり休みをとるようになると思いますが。祝日を月曜日に移動したり、週休2日の企業が大半となり、昔よりは休日は増えているので、あとは「有給休暇」を取って当たり前になれば欧米並みの休暇が取れるようになるかもしれませんね。もうひと世代入れ替わればそうなるでしょうか。


平成19年8月1日

 学生さんたちが夏休みに入り、少し通勤時間帯が静かになりました。1ヶ月以上の長い休暇、羨ましい限りです。自分が学生だった頃は、一体どうやって過ごしていたのか?思い出せないほど昔ではないハズなのですが・・・。

 勤め人にとって夏休みは盆休みと夏期特別休暇を合わせても1週間程度、ゴールデンウイークに次ぐ貴重な長期休暇です。その休暇を前に台風5号が接近してきました。超大型の「猛烈な」台風だった4号は運良く広島にはたいした影響もなく過ぎてくれました(九州・東海地方の方は大変だったことと思います)が、このたびの5号は勢力こそ強くありませんが中四国に向けてまっしぐら!?狙い済ましたように一直線です!!このまま四国に上陸して中国地方へという進路ならば、四国上陸によって弱まってくれるのですが、まかり間違って九州寄り豊後水道を通過されたら・・・さらに関門海峡を通過して日本海を北上したら・・・。台風が接近するたびに戦々恐々としながら、今日も漁場調査に出発です。

 今、瀬戸内海に浮かんでいるこのいかだが来週も無事に浮いていますように!


平成19年7月2日

 6月19日に第43回通常総会が開催され、全議案承認のうえ、無事終了しました。

 任期満了による役員改選の結果については、6月下旬発行の広報誌「ぎょさいだより第29号」に掲載しておりますが、寺西組合長が退任、新組合長に田原漁協の好川組合長が就任しました。

 新年度に入り、後4日余りで3カ月となりますが、かき養殖共済の引受が終了し、前年同期の実績を約1億4千万円下回っております。今後は普及の遅れている漁獲共済の引受が主で、挽回するのはかなり難しいとは思いますが、加入計画達成に向け、より一層加入促進に心血を注いで参りたいと存じますので、関係各位のご協力をお願い申しあげます。


平成19年6月4日

 最近、光化学スモッグ注意報が西日本を中心に次々と発令され、北九州市では学校の運動会が中止になったというニュースもありました。この光化学スモッグは工場や自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素が日光に含まれる紫外線と反応し、光化学オキシダントという有害物質が発生するもので、夏に多く発生し、目や喉の痛みなどを起こします。日本では1970年代には連日のように発生していましたが、排気ガスの浄化などの努力で、急激に減少し光化学スモッグという言葉も忘れかけていましたが、最近再び発生件数が増えてきました。西日本の排気ガスが急激に増えたとは考えられず、原因はどうも隣国にあるようです。

 また、春の黄砂も以前は年に数回観測される程度でしたが、最近は回数が増え期間も長くなっています。黄砂は隣国の砂漠地帯から舞い上がった砂が、偏西風に乗って飛んでくるものですが、これが増えるということは砂漠が拡がり、荒廃化が進んでいると考えられます。

 黄砂は自然現象で防ぎようがないにしても光化学スモッグは、かつて日本が克服したように隣国も早急に改善に取り組み、きれいな大気を取り戻してもらいたいものです。


平成19年5月22日

 かき養殖・漁業施設(竹いかだ)共済の引受が5月15日で終了しました。

 結果は前年を下回る加入実績となりましたが、大半の人がかき養殖経営の厳しい状況のなか前年どおりの契約条件で加入をいただきました。やむを得ず契約内容の見直しをされた人には次年度以降、付保率アップをお願いしたいと思います。今後は魚類養殖共済、漁獲共済及びのり特定養殖共済で前年以上の加入をしていただけるよう推進を行います。特に漁船漁業および定置網漁業を対象とした漁獲共済については近年、少しずつ加入が増えていますが、まだまだ普及率が低いため、新規契約が大いに期待されます。漁獲共済は不漁、魚価安等による水揚金額の減少を補てんする共済です。契約者ごとの水揚金額を調査するため、加入による副産物として、「あの年は大漁だった」とか「あの年は全然ダメだったのう」と感覚的だった水揚変動について具体的に数値で過年度と契約年を比較して契約者に提示することができます。

 また資料が揃えば契約者本人の主要魚種ごとの漁獲量、漁獲金額及び魚価の動向を把握することもできるため、そういった資料を漁業経営に役立てていただけるのではないかと思います。災害補償だけではなく、他では手に入らない情報を手に入れるといった別の視点からも漁獲共済への加入を検討してみてはいかがでしょうか。


平成19年5月8日

 ゴールデンウィークが終わり、今週から仕事再開です。かき養殖共済は5月15日責任開始の引受が最後となります。泣いても笑っても後一週間。悔いを残さないようしっかり推進したいと考えています。

 4月の引受実績は昨年度を下回っており、5月もこれまでの推進状況からみて前年度を下回っていると考えるのが妥当です。まだ、最終的な結果が出ていない段階で、本年度のかき養殖・漁業施設(いかだ)共済の推進について云々するのは、いささか早計です。

 しかし、敢えて一つ原因をあげるとすると、ノロウイスルの風評被害によって引き起こされたかき養殖経営の逼迫した状況を認識していたにもかからず、前年度までの右肩上がりの好調な実績に高をくくり、何ら有効な推進手法がとれず、これまでと同様の推進を繰り返したことではないかと考えます。ただ、今も有効な手法について何一つ頭に浮かびませんが・・・。


平成19年4月10日

 本日より、かき養殖共済の平成19年度契約第1弾がスタートします。

 年度が変ってすぐの契約であるため、推進活動は年度末から進めてまいりました。

 毎年この時期は、貝毒の情報に戦々恐々としている頃なのですが、今のところは発生していないようです。

 しかし、昨シーズンの風評被害でダメージを受けたかき養殖業者の皆様の顔色はすぐれません。補償内容を引き下げて掛金を抑えようという方も一部いらっしゃいます。ただ、補償内容を引き下げてしまうと、今年また大型の台風に見舞われでもしたら・・・赤潮が発生したら・・・その時、漁業共済が十分な力を発揮できるかどうか分かりません。

 5月開始のかき養殖共済契約について目下推進中ですが、上記のような災害時をどう乗り切るか熟考のうえ、充実した補償内容での契約をお願いいたします。


平成19年3月13日

 某大手の菓子メーカーが賞味期限切れの原料を使ったり、製品の細菌数が基準値を超えていたりして、長期の営業停止になりましたが、日本人は食の安全に関しては、過剰なくらいに反応します。今回のかきの風評被害もまさにこれによるもので、数年前の大腸菌O157のときもそうでしたが、一旦危ないと噂が立つだけで、その食品はパッタリと売れなくなります。牛のBSEにしても人間への感染率は10億人に1人程度しかないらしいですが、米国産牛肉の年齢制限に固執していますし、遺伝子組換え大豆は欧米では表示すらないらしいですが、日本では危険食品のように扱われています。

 メディアの伝え方にも問題があるのでしょうが、食に関してはどうしてこうも日本人はメディアに影響され易いのでしょう。先日の納豆騒ぎなどはその典型で、主体性のなさをさらけ出してしまいました。多分、今後もこのような騒ぎは繰り返されるのでしょうが、個々がもっと情報を吟味して自分なりに取捨して利用するように心がけないと、生産者側はたまったものではありません。


平成19年2月6日

 あと2ヶ月で今年度も終わりますが、平成18年度の加入実績は前年度より伸長し、過去最高実績を更新する見込みです。

 この調子で次年度もさらに上を目指していきたいところですが、次年度の加入計画を検討してみるとかなり厳しい年になる見通しです。まず、契約の大部分を占めるかき養殖ですが、昨年12月から続くノロウイルスの風評被害でかき養殖業者は経営に大きなダメージを受けています。魚類養殖は稚魚の単価高騰で養殖数量を控える方が多いようです。また、漁獲共済、のり特定養殖共済については今年度の水揚減少によって次年度は補償水準の減少が見込まれています。

 これらマイナス要因を払拭するような新規契約あるいは推進方法を思案しているのですがなかなか・・・。例年以上に厳しい状況ですが、契約者のみなさんには引き続き加入をお願いします。


平成19年1月24日

 今年に入って、食品関係の大きなニュースが2件ありました。

 一つは大手菓子メーカーによる期限切れ原料の使用や、賞味期限の虚偽記載。もう一つは健康番組でのデータ改ざん。この番組をきっかけに爆発的に売れた納豆がこれからどうなるのか、関係者の方は不安に思っていらっしゃることでしょう。

 テレビ番組で紹介されると売れる・・・今までココアや寒天、すぐき(強力な乳酸菌を持ったお漬物)などが同じように売れすぎて店頭から消えたことがあります。今度のブームは納豆で、また売れすぎて店頭から消えていると聞いた時には、かきも番組で紹介してもらえば良いのにと思いましたが、今の騒動を見る限りではうっかり取り上げられなくて良かったのではないかとも思います。

 昨年末、丁度お歳暮商戦真っ只中に発生した「ノロウイルス風評被害」で、かきは大変な痛手を被りました。過熱報道により、消費者に悪い印象を持たれてしまい、価格も暴落しましたが、PR活動や先日の駅伝大会への出展などで少しずつ盛り返してきているようです。健康番組などで取り上げられるとわりと簡単に注目されることは確かですが、今回のように、関係者が地道に安全性や良さをPRし、しっかりと足元を固めることも大事なことだと思いました。


平成19年1月10日

 今昨年は、ノロウイルスによるかきの風評被害という暗いニュースで年が暮れました。明けて2007年となり、その風評被害を吹き飛ばそうと生産者や流通業者によるかきの魅力と安全性をアピールする新春イベントが、7日に広島県庁前広場で開催されました。かきはこれから、おいしさの元となるグリコーゲンがどんどん体内に蓄積され、2月にかけて最もおいしい時期を迎えます。かきを主役に据えた「かき祭り」等のイベントも中旬以降、各地域で開催されますので、これを機に需要が伸び、一時半値にまで下落した生産者価格が元にもどることを祈るばかりです。

 この度の風評被害はメディアによる不適切な報道に対し、消費者が過剰反応を示したことによって生じたものと考えられますが、情報が氾濫する現代社会では、事実の一部のみを鵜呑みにしない冷静で適切な判断が何よりも求められるのだと改めて感じています。


平成18年12月19日

 家族持ちのお父さんが、この日は家にいるべきだと考える日はいつでしょう。おそらく1位は元旦だと思いますが、2位はどれでしょう。大晦日、クリスマス、妻子の誕生日、結婚記念日・・人それぞれでしょうが、クリスマスを2位に指名する人が以外と多いのではないでしょうか。

 日本では、おそらく戦後に始まった習慣なのでしょうが、国民生活に深々と根をおろし、これなしでは新年を迎えられないようなイベントに成長しています。大多数の日本人にとって、特にこれを祝う根拠はないはずですが、ご馳走(おかげで鶏が災難を受けています。)とケーキを食べ、さらにプレゼントをあげたりと内容は欧米以上に派手かもしれません。このように家族の期待もかなり大きいので2位かなと思いますが、最近は正月の習慣もすたれてきているので、ひょっとしたら1位にあげるお父さんも多いかもしれません。

 さて、今年のイブは日曜日・・仕事帰りについ遊んでしまい、帰りが遅くなって怒られるという心配はなさそうです。


平成18年12月1日

 先日のテレビニュースで流れていましたが、韓国のコノシロ養殖業者20人あまりが、「政府が乱獲を取り締まらなかったために、価格の暴落をまねいた。海洋水産部は売れ残っている3400トンのコノシロを買い上げて我々の生活を保障すべきだ」と訴え、関係省庁前でコノシロ3トンをばら撒いたそうです。養殖業者の主張が正しいかどうかはこのニュースではわかりませんでしたが、魚をばら撒くとはすごいやり方ですね。んー、日本ではちょっと考えられない。日本でも魚価の低迷等の漁業者を悩ませる諸問題がありますが、漁業者が個々にぼやいているのではなく、団結して行動することができたら水産業界をもっと活性化できるのではないでしょうか(魚をばら撒くとかじゃなく、正当な方法で)。ちなみにコノシロ養殖業者は抗議の後、市民に余った魚を配ったようですが、そんなことしたらみんなが魚を買わなくなるので、また値崩れしてしまうと思うのですが(^^;)


平成18年11月14日

 アメリカの科学誌「サイエンス」に、海の幸が消える!!との研究報告が掲載されたそうです。英語の、しかも専門誌なので現物は見ていないのですが、インターネットでその内容を紹介した記事がありました。

 「約40年後にはマグロやカジキなどあらゆる種が衰退して、生息する魚類はほんどいなくなる。」(産経新聞より)

 40年後には魚を獲る漁業は成り立たなくなるかもしれないということでしょうか。これは由々しき事態です。

 原因のひとつには乱獲があります。前回のトピックスでも取り上げたように、日本は協定を上回る量のマグロを獲っていたことが判明し、今後漁獲量を減らすことが決められていますので、大変耳の痛い話ですが、この他にも環境汚染や温暖化による気候の激変もまた原因のうちに挙げられていました。

 研究報告では、天然の魚介類に焦点を当てているようですが、当然養殖されている魚介類にも同じような影響が出ることが考えられます。どんなに細心の注意を払っても、あらゆる技術を投入しても、海で魚介類を育てることができなくなる可能性もあるのではないでしょうか?

 漁獲量が減れば、単価は上がりますが、値段が高くなれば消費者の魚離れに拍車がかかり、結果的に悪循環なってしまうようにも思われます。

 1次産業は自然の恵みで成り立っているだけに、ちょっとした変化にも弱く脆いものです。その為に現在支えとなっているのが「ぎょさい」です。しかし、40年後の危機を思うと、はたして「ぎょさい」でカバーしきれるのかどうか・・・。これが杞憂に終わればいいのですが。

 先日のテレビニュースで流れていましたが、韓国のコノシロ養殖業者20人あまりが、「政府が乱獲を取り締まらなかったために、価格の暴落をまねいた。海洋水産部は売れ残っている3400トンのコノシロを買い上げて我々の生活を保障すべきだ」と訴え、関係省庁前でコノシロ3トンをばら撒いたそうです。養殖業者の主張が正しいかどうかはこのニュースではわかりませんでしたが、魚をばら撒くとはすごいやり方ですね。んー、日本ではちょっと考えられない。日本でも魚価の低迷等の漁業者を悩ませる諸問題がありますが、漁業者が個々にぼやいているのではなく、団結して行動することができたら水産業界をもっと活性化できるのではないでしょうか(魚をばら撒くとかじゃなく、正当な方法で)。ちなみにコノシロ養殖業者は抗議の後、市民に余った魚を配ったようですが、そんなことしたらみんなが魚を買わなくなるので、また値崩れしてしまうと思うのですが(^^;)


平成18年10月24日

 ミナミマグロ(インドマグロ)資源の総漁獲可能量及び締約国(日本、豪州、ニュージーランド、韓国、台湾)等に対する割当量の決定を行う「みなみまぐろ保存委員会」の年次会合が10月中旬に宮崎市で開催され、乱獲で資源量が減っているとして、平成19年度以降の漁獲枠が現行の1万4,925トンから1万1,530トンに削減されることになったとのことです。昨年度、漁獲枠を1,800トンも超えて捕っていたことが水産庁の調査で判明したため、日本の漁獲枠はこの影響をもろに受け、平成19年度から5年間、約3千トンに半減することが決まりました。まぐろの消費のうちミナミマグロの占める割合は3%とわずかですが、同様に資源の悪化が懸念されているクロマグロ(ホンマグロ)やメバチマグロも漁獲枠の削減が議題にあがっていることから、マグロの価格上昇の可能性が大いにあるとのことです。まあ、生産者魚価が上がることについては異論はありませんが・・・。日本人は、世界の生産量(219万トン)の実に3分の1にあたる59万トンを消費するほどのマグロ好きですが、これまで寿司店(もっぱら回転)で気軽に食べていたマグロのにぎり(もちろんトロではなく赤身)も、これからはおいそれとは食べられなくなるのかもしれませんね!!まぐろ好きとしては資源の回復を祈るばかりです。


平成18年10月3日

 10月に入り18年度の「かき」の生産が始まりました。県下の全業者の足並みが揃うのは11月中旬以降ですが、年々打ち始めが早くなっているような気がします。以前は県中部の限られた漁協だけが10月初旬から生産していましたが、最近では県西部でもこの時期から生産を始める業者が増えてきました。品薄のこの時期に高値で売ろうとする業者の思惑なのか、仲買業者やスーパーからの要望なのかは分かりませんが、収支的にはどうなのでしょうか?

 仮に1コレクターに「かき」が20個付着しているとすると筏1台では約50万個になりますが、この先身入りの季節を迎え、2汐(4週間)で1c太れば1ケ月で500`(1斗缶で25本、金額にして35万前後)も自然に増える計算になります。業者の方がよく「かき」を追って打ったらダメだと言いますが、打ち始めが早い人ほどこの悪いループに陥りやすいような気がします。

 今年の「かき」は大きな災害もなく、海況にも比較的恵まれているようです。それだからこそ万全の体制を整え、慌てずにどっしりと構えて、豊作の年にしてもらいたいものです。


平成18年9月21日

 去る9月5日に「漁業災害補償制度説明会」を開催しました。この会議は関係市町のぎょさい担当者並びに各漁協長及びぎょさい担当職員に出席していただき、ぎょさい制度の役割について理解を深めていただく趣旨で開催しました。当日は水産庁から藤村漁業保険管理官付共済班管理係長、漁済連から樋口調査役にも出席いただき、それぞれ「ぎょさい制度の役割」と今年度から展開している「浜を守る!ぎょさい総加入運動」について説明していただきました。


平成18年9月5日

 今年は昨年同様か、またはそれ以上に暑い夏でしたが、そのわりに台風の発生数・上陸数は少なく、日本に接近しても広島県には殆ど影響もなく、今日に至っています。

 数日前、太平洋上でハリケーンが12号台風に変わりました。日付変更線を越えると台風と認定されるそうですが、この台風がアメリカで猛威を振るった「カトリーナ」級で、当初強さの表示が「猛烈な」となっていました。

 広島県では、丁度昨年・一昨年ともこの時期に大型台風による被害が発生したので、「もしや12号も・・・!?」と常に最新の予想進路を見てはビクビクしていました。しかも8月末の進路予想では、まっすぐ日本に向かってくるとのことで半ば絶望的な思いでおりましたが、徐々に進路を北よりに変更・・・まるで日本を避けるように急カーブを描いて去っていくルートに変わっていました。太平洋沖の観測所では職員が避難するほどの影響がでているようですが、今の予報ですと関東・東海沿岸で波が高くなる程度で、中国地方にはまるで影響がないようです。

 このまま、何事もなく夏が過ぎ、秋が過ぎてくれると良いのですが・・・。


平成18年8月21日

 月末の新聞に文化庁が行った国語に関する世論調査の結果が掲載されていました。

 その中で、仕事が終わったときに、どのような言葉をかけるかという問いがあって、一緒に働いた人が自分より職階が上の人の場合「お疲れ様(でした)」が69%、「御苦労様(でした)」が15%で、職階が下の場合は前者が53%、後者が36%という結果でした。いずれも労いの言葉で、目上から目下には「御苦労様(でした)」を、目下から目上には「お疲れ様(でした)」を使うのが一般的には妥当のようで、目上の人に「御苦労様(でした)」を使うのは失礼にあたるとされています。これは、江戸時代に主君が家来を労う時に「ご苦労であった」と言ったことが、この「御苦労様(でした)」の語源であるからとのことですが、江戸時代の書物の中にそのような例は見当たらないそうです。また、「労う」は「ほねおりを慰める」とか「労を謝する」という意味で、目上の人に対する言葉ではないので、本来の意味からすると「お疲れ様(でした)」も使えないということになります。

 それでは、どうすればいいの?ということになりますが、皆さんはいかがお考えでしょうか?

 ただ一つ言えることは、職階の上下に関係なく、言葉を掛けられたら掛け返すという最低限のマナーを守り、「・・・・・・。」(無言)だけは避けたいですね。

 このまま、何事もなく夏が過ぎ、秋が過ぎてくれると良いのですが・・・。


平成18年7月19日

 1位広島市21,603円、2位和歌山市20,777円、3位秋田市20,537円・・・46位那覇市12,723円、47位鹿児島市11,608円、これは何の金額で何の順位だかわかりますか。実は全国の県庁所在地の03〜05年の1世帯あたりの小売店でのビールの年間平均購入額なのだそうです。何と広島市民は家で日本一ビールをたくさん飲んでいるようです。ちなみにビール以外を含めた酒類全体でも3位と健闘していてどうやら広島市民に酒好きが多いことは隠しようのない事実のようです。

 今年の梅雨はしつこくて、なかなかスカッと夏空が訪れませんが、梅雨が明けたらおいしいビールをたくさん飲んで、この名誉ある1位の地位?をキープしたいものです。


平成18年7月4日

 サッカーワールドカップがドイツで開催されていますが、日本は予選リーグ敗退という結果に終わってしまいました。FIFAランキングでは日本16位、ブラジル1位、クロアチア20位、オーストラリア48位(2005年12月現在)ということで予選リーグ2位通過ができると思われましたが、ランキングの評価以上に相手は強豪だったようです。

 さて、ぎょさいの話になりますが、平成17年度の本県の加入実績が念願の100億円を突破できたことはすでにお知らせしましたとおりです。この実績は全国に38組合ある漁業共済組合(以下、組合)のなかで14位にランキングしております。16年度実績では15位でしたので見事にワンランクアップです(^_^)v各県の漁業規模、形態が異なるので単純に共済金額で優劣をつけることはできませんが、1位は北海道の722億円。圧倒的ですね。続いて2位鹿児島(224億円)、3位長崎県(209億円)と続いています。共済種類別にみますと、期待の養殖共済は5位(23組合中)。鹿児島、長崎、愛媛、香川の魚類養殖が盛んな県が高い実績をあげています。漁業施設共済はかき筏の加入のおかげで北海道、岩手に続き3位(23組合中)となっています。特定養殖共済(本県はのり養殖が加入)は15位(24組合中)です。漁獲共済は33位(38組合中)と、ここ数年で契約はかなり増えたものの共済金額でみると全国的にはかなり低迷しております。共販体制が整っている他県と比べると水揚金額の認定という面で加入自体が難しいケースが多い現状はありますが、加入推進協力員制度を利用して1人でも多くの漁業者に加入していただきたいと思います。今月から漁獲共済の加入に力を入れて推進を行いますので、漁協をはじめ関係者の皆様、ワンランクでもアップできるようご協力をお願いします。


平成18年6月20日

 かき・魚類と養殖施設、船びき網漁獲共済の引受もひとまず無事終了し、1年の引受のほぼ8割が固まりました。

 まだ若干魚類引受が残っていますが、今年度の一つの山は越えることができました。

 後はこのまま台風や赤潮等の発生がなければ・・・と願うのですが、希望どおりには行かず毎年大小問わず台風がやってきます。

 台風の接近・上陸数が増えたり、大型化、強力化したのは海水温の上昇が原因の一つといわれていますが、先日見たあるTV番組によりますと、海水温は平均して約0.4度しか上昇していないそうです。(注:何年の平均かは聞きそびれましたが)確かに人間よりも小さい魚介類(中には大きいのもいますが)にとってはわずかな温度差も命取りになりかねません。とはいえ、たった0.4度とは・・・もっと2度3度は変わっていると思ったのに・・・。

 わずか0.4度で大雨や台風の発生が増えたりするのだろうか?と疑問に思っていました。

 しかし、0.4度とはあくまでも"海水"の温度なわけで、大気に直すとなんと40度になるんだそうです!!100倍ですよ100倍!!

 それならば気象の変化も頷けます。

 地球は今までも温暖期、氷河期を繰り返して今のような状態になったので、現在の温暖傾向も今後50年から100年続いて、また寒冷傾向になるのでは・・・との見方もあるそうです。

 しかし、我々が生きている間は温暖傾向真っ只中であり、これからも異常気象とは隣り合わせの毎日になりそうです。


平成18年6月6日

 新年度になって二ヶ月が過ぎました。平年並みなら今週辺りから梅雨入りとなりそうですが・・・。西日本の4、5月の降水量は平年に比べてかなり多いので、長梅雨にならなければ良いがと思います。

 かき養殖共済の引受けが一部の精算分を残しほぼ終了しました。5月末の実績では前年を1億円余下回っておりますが、6月以降に予定されている精算でなんとか前年度を上回る実績は確保できそうです。しかし、廃業等に伴う継続分の付保率の低下等で計画の達成には至らないと思われます。新規の獲得がほぼ計画どおりであっただけに非常に残念な結果となりました。

 全体では、本年度からてん補対象となった漁業施設共済の固定具の加入がかきの竹筏施設で順調であったため、前年度を3億円上回る実績となっておりますので、計画達成に向けて手綱を緩めず着実に歩を進めて参りたいと存じます。

 6月はいわし船びき網漁獲共済とたい等魚類養殖共済の引受月間で、現在、鋭意推進中ですので、引き続きご協力のほどお願い申し上げます。


平成18年5月9日

 18年度のかき・漁業施設共済関係の引受もいよいよ5月15日開始分を残すのみとなりましたが、これまでのところ目立った脱落や契約割合の引き下げはなく、順調に推移しています。しかし、今年度のかき養殖共済の最大の目標であった全加入区総加入については1加入区で承諾が得られず現在のところ残念ながら達成できておりません。

 今年度から漁業施設共済の新たなてん補対象となった幹線等の固定具関係の加入は特別な事情のある数漁協を除き、大半の漁協で加入をいただきました。

 さらに休廃業により大幅な養殖数量減が危惧されていた、2・3年魚はまち養殖共済においても前年度+αの実績が確保できる見込みです。よってかき関係の5月15日開始分(5月12日入金期日)が予定通り進めば、新運動初年度として上々の滑り出しとなりそうです。


平成18年4月13日

 新年度に入り、早速『すずき養殖共済』と、本県主力の『かき養殖共済』がスタートしました。

 今年は暦に恵まれず、『かき養殖共済』では、推進可能な日が2日も少なくなってしまい、四苦八苦していました。しかし、10日開始分の契約は滞りなくスタートすることが出来ました。これも、早くから推進活動にご協力くださいました漁協及び関係者の皆様、なにより『ぎょさい』を活用してくださる漁業者の皆様のおかげです。ありがとうございました。

 さて、『かき養殖共済』は、5月1日開始と、15日開始分が待ち受けています。毎年ゴールデンウィークを挟み、推進活動で漁協や、漁業者の皆様のところへあわただしくお邪魔することになりますが、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。


平成18年3月22日

 去る3月14日に『浜を守る!ぎょさい総加入運動』推進会議を開催しました。今回の加入推進運動は

 『浜を守る!ぎょさい総加入運動』

 −「ぎょさい」でつなぐ明日の漁業−

 という名称で平成18年4月から平成21年3月までの3年間で実施します。

 平成14年から平成17年まで「新ぎょさい総加入運動21」を展開しましたが、平成14年度の制度改正によりリニューアルされた「ぎょさい」を十分に活用していただいたことと、漁業経営環境が悪化するなかで経営安定というものを強く意識していただいたことによって、本県では運動開始前に対して2割以上実績を伸ばし、待望の100億円超の実績を確保することができました。新運動では、かき養殖共済の全加入や漁獲共済の加入拡大等を目標に平成17年度実績に10億円を上乗せした110億円を目指し、加入促進を行いますので、漁協をはじめ関係団体の皆様にはご協力をお願いします。


平成18年2月28日

 イタリアのトリノを舞台に17日間に亘って繰り広げられた冬季オリンピックが閉幕しました。時差の関係でライブが深夜だったため、また開幕前に期待されたほど日本人選手の活躍がなかったため、騒いでいるのはマスコミと文字通り当事者である選手や関係者だけで、やや盛り上がりに欠ける大会であったように思います。夏季オリンピックでは、陸上の100mに代表されるように勝敗が一瞬の内に決まりますが、冬季はスピードスケートですら、最終競技者の競技終了を待たなければ勝者が決まりません。従って、見る側としてもただひたすらライバルたちが失敗することを願って長い時間を過ごすこととなり、決して精神衛生上良いとは言えず、このことも盛り上がりに欠ける要素の一つなのかも知れません。所詮、素人のたわ言ではありますが・・・。でもフィギアの荒川選手は素敵でした。世界選手権での優勝というりっぱな実績がありながら、決してビッグマウスにならず、謙虚で。

 4月から3カ年の新普及推進運動「浜を守る!ぎょさい総加入運動」が始まりますが、私たちも一年一年着実に歩をすすめ、最終年には目標達成という金メダルを手にいれたいものです。いや銅メダル、いや入賞。せめて完走ぐらいは・・・


平成18年2月14日

 今年は、よく雪が降ります。広島市内の中心部でも雪化粧という日が何日もありました。雪が積もると困るのが車での通勤です。ノーマルタイヤでの立ち往生(論外です)や異常にスローペースな車が渋滞を招き、普段なら10分もかからない通勤ルートが30分以上かかることも珍しくありません。雪道では少しラフな操作をしても車が滑りますが、滑ることを常に予想していれば、驚いて急ハンドル&急ブレーキ(雪道では命取りです)をかけてしまう危険が減るはずです。

 とは言ってもめったに雪が積もらない沿岸部では、スタッドレスタイヤやチェーンを用意していない方も多いと思いますが、珍しく雪が積もった朝は公共交通機関で出かけた方が無難です。これくらいの雪ならノーマルタイヤでも・・・となめてかかると一瞬で愛車を「一丁上がり」にしてしまいますから・・・


平成18年1月23日

 昨年、このトピックスでも紹介しましたが、漁獲共済の普及拡大のために、江田島市、尾三地域及び東広島市管内の漁業者の方に加入推進協力員に就任していただきました。このうち江田島市管内は1月1日から契約がスタートしました。この漁獲共済というのは、漁船漁業や定置網漁業者を対象とした共済制度です。個々の漁業者の過年度の水揚金額をもとに補償水準(簡単に言うと、過年度実績から見て、その人が、どのくらいの水揚をあげる力があるのか)を算定し、契約した年に不漁や魚価安の影響により水揚高が補償水準を下回った場合にその差額を補償するものです。昨今、底無しに下落し続けている魚価に対して、水揚高の減少を補償できる漁獲共済は、漁業経営を維持していく為の有効な手段のひとつですので、その加入について検討する価値は十分にあると言えます。

 漁業者の皆さん、まわりに加入推進協力員の方が居られたら、まずは話を聞いてみてください。


平成18年1月12日

 新年明けましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。

 昨年は12月に入って大きな寒波が何度もやってきて、例年ですと積雪の少ない広島市内も、10cmちかく雪が積もり、かなり交通機関に影響が出ていました。現在も、県北の一部鉄道が運休になっているほどです。そういえば、雪には強そうな(偏見?)秋田新幹線も運休していましたっけ。東北地方の積雪は多いところで4メートル近くあり、除雪も間に合わないそうです。普段雪の降らない都会は積雪に弱いですが、豪雪地帯でもこの度の積雪は想定外だったのか、雪の重みで家が倒壊する被害や、雪下ろしの際に怪我や死亡事故なども起きています。世の中では「耐震基準」が問題になっていますが、北国では「耐雪」も考えなければならないようです。

 この冬も暖冬と言われていましたが、思いがけず厳しい冬になりました。衛星や、コンピュータ技術が発達して、より正確な予報が出るようになってもなお自然とは人智の及ばない存在です。



   © 2006 広島県漁業共済組合