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平成27年3月以前のコラム
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2018年5月23日(水)

 平成29年度積立ぷらすの貝類及び魚類養殖に係る当該年出荷価格が、5月に水産庁から発表され、かきが7年目にして初めて払戻しに該当することが決定しました。
 積立ぷらすは、東日本大震災が発生した平成23年4月にスタートした資源管理・漁業収入安定対策として実施され、計画的に資源管理(漁獲)や漁場改善(養殖・特定養殖)に取り組む漁業者を対象として、漁業共済の経営安定機能を強化することにより、水産資源の管理・回復を図りつつ、漁業者の収入の安定等を図ることを目的にしています。
 養殖は、出荷した養殖物の出荷価格の下落によって生じた減収を、出荷重量に応じて、漁業者と国が拠出した積立金を原資として補てんします。よって、引受にあたっては、標準出荷価格と予定出荷重量により漁業者の積立金を算定します。かきの標準出荷価格は、契約年の前5年の5中3平均を用いて算定しますが、
スタート時はその前5年の出荷価格が非常に低かったことから、標準出荷価格が低く、また東日本大震災や採苗不調が影響し、その後出荷価格が高騰したことにより、28年度までは払戻がありませんでした。
 29年度に当該年出荷価格が前年度から大きく下落し、払戻に該当しましたが、標準出荷価格がまだ上がりきった状態ではなかったため、払戻価格は小幅に留まりました。
本年度の引受は既に終了しましたが、標準出荷価格は前年度を26円/s上回っていますので、既加入者の皆様におかれては、万が一に備え、積み増しをご検討いただきたくお願い申しあげます。


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